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G8反対キャンペーン

全国ミキサーキャラバン隊 in 北海道

環境破壊を推し進めるG8サミットNO!
貧困・格差を拡げるG8サミット反対!
戦争と貧困と環境破壊のG8サミット反対!
戦争政策会合G8サミットを糾弾しよう!
一部の特権階級のための会合を許すな!


7月4日~9日、札幌市内を中心として、G8北海道・洞爺湖サミット(主要国首脳会議)に反対する国際民衆連帯DAY・連帯フォーラム(主催・G8サミットを問う連絡会・国際民衆連帯ワ-キンググループ)が開催された。ここには、G8が推進する新自由主義グローバリゼーションに反対する国内外の様々な運動団体・個人が集い、分科会・シンポジウム・キャンプ・集会・デモなど様々な形で「反G8」を訴えた。


〈出発する組合員〉
 これに合わせて、関西地区生コン支部は、「反G8サミット全国ミキサー車キャラパン隊」を組織。ミキサー車5台・宣伝力-1台で大阪から札幌まで片道1600km走破する一大キャンペーンを敢行。「一部特権階級の利益追求の場」であるG8サミットに強く抗譲した。


 全国ミキサー車キャラバン隊は、7月2日夜、関西を出発し、深夜、静岡入り。翌日は東北自動車道を一路北上し、青森巻からフェリーにて函館へ。4日目の朝、ついに北海道に上陸した。


 その後、札幌市内で開かれた分科会の一つである「貧困・社会的排除はもうたくさんだ!反G8札幌行動集会」(主催・貧困、労働ワーキンググループ)に参加。ここでは、東京行動に引き続き、全国各地・各国(米仏)で貧困や非正規労働、不安定雇用などの問題と闘う人々が集まって、現状の実態と対策を議論。新自由主義グローバリゼーションとそれを推し進めるG8サミットまで据り下げて、今後どのような運動費展開すべきかをともに考える場となった。

〈スーザン・ジョージ氏〉
 分科会の後、大通公園に移動し「国際連帯フォーラムオープニングセレモニー」(主催・G8サミットを問う連絡会、国際民衆連帯ワーキンググループ)が開かれ約500人が参加。フォーラムでは世界的な反グローバリゼーション活動家であるスーザン・ジョージ氏始め、海外から乾けつけた運動団体からの発言が相次いだ


 集会後、フォーラム参狐者はデモに出発。「格差・貧困、環喝破壌、戦争を生み出すG8サミットはもういらない」などとシュプレヒコールを上げながら札幌市内を練り歩いた。このデモで一際注目を集めたのが「貧困・格差を広げるG8サミット反対」「環境破壊を推し進めるG8サミットNO」などの横断幕で装飾していたキャラバン隊のミキサー車。全国ミキサー車キャラバン隊はデモ隊の横を何度も通りながら札幌市民にG8サミット反対を大いにアピールした。



 翌5日は、最大規模のデモ行進である「チャレンジ・ザG8・市民ピースウォーク7・5」(主催・同実行委員会)が開催され、約3000人の市民が札幌市内を整然とデモ行進。その中には、「米を作ってもめしが食えない」と”むしろ旗”を掲げる農民、牛の着ぐるみでアピールする酪農家、G8首脳の顔をかたどった張りぼてを掲げて歩く外国人活動家、サウンドデモで踊りながらアピールする若者たちなど、多種多様な人々が思い思いに抗議の声を上げた。一万キャラバン隊は警察権力のあからさまな妨害・道路封鎖のためデモには合流できず、付近でのアピールを余儀なくされた。また、このデモ行進の最中にデモに参加した3名と報道関係者1名が警察権力によって不当逮捕されるという事態も発生した。

 

このような、「一握りの人間だけで世界のことを勝手に決めるな」と各国の民衆が抗議の声を上げる一連の催しは、8日のクロージングセレモニーを最後に幕を下ろした。
全行程2218Kmの「反G8サミット全国ミキサー車キャラパン隊」も無事帰阪した。

記事:くさり



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