フクシマ連帯キャラバン・さよなら原発1000万人アクション
まだ震災は終わっていない!
3月13日から20日にかけてフクシマ連帯キャラバンに参加しました。このキャラバンは福島県南相馬市をスタートし茨木県、栃木県、群馬県、福島県を周り、20日の東京の代々木公園で開催される「さよなら原発1000万人アクション」を目指しました。
今回のキャラバン隊は、平和ファーラム、全日建、全港湾、全国一般、自治労、日教組、国労、全労協が連帯し18名で結成され、関生支部からは3名が参加しました。
今回は、原発事故に対しての補償の打ち切りや国と東電への責任追及や適正な除染作業、避難計画などを各自治体、役場要請し、原発事故を風化させないように脱原発への署名活動や、街宣行動などを取り組みました。
各自治体への要請書を提出に行きましたが、3月末に予定される避難区域の解除や避難者への補償の打ち切り、脱原発に賛同する自治体もありました。
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汚染は残り、避難指示区域は解除へ
しかし被災地では、除染作業が進まず6年前のままになっているところがありました。
町は未だ放射線量が高い状態で、町にはいたるところに汚染土の山が積まれています。避難者は不安でとても生活できる状態では無いのに避難区域解除が告げられます。この国の対応は許すことができません。
今回の活動で各地で激励の言葉をもらい、たくさんのことを学びました。
全日程を終えて、共に声を上げたいろんな仲間たちと離ればなれになりましたが、各地で原発問題が続く限り脱原発を勝ち取り、闘うことを約束し、今年のフクシマ連帯キャラバンを終えました。