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部落解放共闘女性連絡会議 1泊合宿

6月13日から14日までの1泊2日で、南港のコスモスクエア国際センターにおいて合宿が開催されました。この合宿は、共闘関係者が30名ほど結集し研修・交流をおこないました。

部落解放共闘女性連絡会議 1日目は、まず始めに代表の挨拶があり、
研修1. 府民協働課の方から、新たな「大阪府男女共同参画計画の策定について」の取り組みの現状と今後の提案をされ、その後質問と要望などの意見が出されました。

研修風景

続いて、研修2. 京都朝鮮学校襲撃事件「心に傷、差別の扉、その回復の歩み」について(旧京都朝鮮第一初級学校オモニ会会長)からお話がありました。お話につづいて、襲撃を受けた、学校の様子を映したビデオを見ました。在特会から激しい攻撃、罵倒・暴言・中傷などが長い間続いた恐怖を感じる映像です。この様な襲撃を3回も受けて、子どもたちや家族・学校関係者の気持ちを考えると、とても辛く悲しくなりました。今でも差別する人々がいて、 今回襲撃事件の犠牲者は、いわれなき差別を受けた幼い子どもたちとなっています。

そこで、オモニたちは子どもを守る為に闘いを始め、相手に対して訴訟し損害賠償を求めました。その結果、3年半のちに「勝訴」しました。差別・人権侵害のない社会を求めて、私たちが声を挙げて行かなくてはならないと痛切に感じました。

1日目の最後は、各労組、団体から取り組みの報告がありました。私たちは、生理休暇の有給化を求めていることと、沖縄意見広告について話しをさせて頂きました。

その後は、夕食をかねて交流会を行いました。2次会では、それぞれの立場で小さな分科会のように女性の視点で議論が夜遅くまで続きました。

2日目の研修3. は、大阪府連の北口委員長より新聞の記事を参考にし、刑事事件の報道は、物の見方、取り上げ方で内容が変わってしまい、犯人に仕立て上げられることがあり(冤罪事件の温床)、メディアやマスコミの情報は正しいとは限らない事を学びました。 また、将来の人口が激減していく問題で今後、危機感を持たなくてはいけないことを聞きました。

研修4.は「ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~」を鑑賞し、最後は、代表の永久さんからまとめと閉会のあいさつで終了しました。
今回、初めて合宿に参加しましたが、とても有意義な時間でした。学習したことは、今後の運動に繋げて行きたいと思います。

連帯ユニオン議員ネット