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第6回労働者・労働組合と大阪労働者弁護団合同交流会

7月12日エル大阪で第6回労働者・労働組合と大阪労働者弁護団の合同交流会が開催されました。久堀弁護士から全体のプログラム説明を受け、丹羽代表幹事が挨拶、そのなかで安倍政権は矢継ぎ早に、あらゆる法律を大企業や政権の思い通りに改悪を推し進めていますが、これに対抗する我々側の闘いが十分組織化されているとは思えません。憲法の立憲主義(国民主権)から国家主義(君主制)への変貌を阻止する反対の運動を展開しなければなりません。

本日のゲストである鳥井さんは、「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」(略・移住連)で共に取り組んでいる仲間であり同志です。外国人労働者問題について後ほど講演していただきます。と提起されました。

全体講演では、「3つの合い言葉と3つの役割」をテーマに全統一労組鳥井一平さんがお話をされました。1983年の全統一労組結成から今日までの闘いと、92年に外国人労働者分会を結成して千葉県野田市にある工場で働き労災事故で手の指3本を失いながら労災手続きされずに困っている外国人労働者を救済するため、東京安全センターと連携して取り組んだこと、97年に移住連を結成して現在では、外国人研修生問題に取り組み、5月には衆議院法務委員会に参考人として外国人労働者の受け入れについて報告されました。

この闘いを通じて労働者を組織するために
3つの合い言葉、①違いを尊重しよう、②ひとりじゃない③できることから始めよう。 と
3つの役割、①労働力を安売りさせない、②労働者をモノ扱いさせない、③1と2を真剣に取り組むことを通じて、社会の公共性を防衛する。ことを基本にして取り組んでいると報告されました。

特別報告として「安倍政権による雇用制度改革プランの現段階」について森博行弁護士からは、①有期雇用労働者特別措置法案、②労働者派遣法改定法案、③規制改革会議第2次答申と日本再興戦略改訂版のプランニング、及び批判の視点について提起されました。

昼食休憩を挟んで、午後からは3分科会に分かれて討論。 私は、第2分科会「整理解雇と分限免職」について参加しました。

県・市が行っている公共サービス部門など外注化や民営化による整理解雇(分限免職)とJALなどの整理解雇との違いについて討論しました。分科会終了後、全体集会で各分科会のまとめを行い、会場を10F宴会場に移し懇親会を開催して終了しました。


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