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着実に前進、一般業種ネットワーク
闘いのなか、生コン支部45年の精神を我が胸に 6・20一般業種交流会
あらゆる業種・産業で働く仲間の一般業種ネットワーク。今までは仲間意識と団結力が育ちにくい環境だった。しかし一般業種に「生コン支部45年の歴史と伝統を学び、強い組織を構築するため」、昨年44期から一般業種担当の執行委員が誕生した。 今、一般業種の新しい歴史が始まっている。ネットワークと支援協力体制を強化し、関生魂みなぎる一般業種ネットワークを断固構築していきたい。

今期3回目となる一般業種交流会が、6月20日開催された。13ブロックの一般業種組合員と担当者など、72名が生コン会館に集結、10春闘や権利侵害反対闘争の取り組みと成果、さらにブロックでの一般業種の取り組みについて、教訓や課題を持ち寄り意見を交換した。参加した組合員は表情も明るく、着実に一般業種の活動が前進していることを確信させた。

一般業種担当常任の高副委員長は、生コン支部は権利侵害に敏感な労働組合、どこの組合よりも頑張っている。生コン・一般と業種に関係なく、たとえ一人分会でも組織をあげて闘ってきたので、どうか職場で胸をはって活動してほしいと激励した。  
● 一般業種闘いの歴史を語り
さらにこの2年間の一般業種対策を振り返り、①一般業種を根付かせるため各ブロックに担当者を配置。②各職場分会の争議交流を企画しネットワーク作りに着手。③10春闘で一般業種統一要求書を作成。④委託清掃4分会で、はじめて産業政策に着手、統一要求書を提出し現在も交渉を継続。など一般業種の取り組みが大きく前進していると述べ、全員で確認した。柳副委員長は、行動力は学習に裏打ちされたものと語り、組合員の更なる学習力に期待した。 
 
● 懇親会は次への決意を込め
休憩をはさんで懇親会が開催され、会場は一変して和やかな雰囲気となった。
西山地本書記次長の音頭で乾杯の後、ある人は用意したメモを見ながら、ある人は即興で元気よく自分と分会の紹介をした。最後に垣沼近畿地本委員長の団結ガンバローを全員で唱和した。

--報告--
北Aブロック
    産業分会をはじめ8分会45人在籍。 産業分会は3年前、1名の解雇問題をきっかけに組合を公然化。その後3名の解雇攻撃と闘うなか、1名が昨年11月、裁判の仮処分で勝利。1名が6月18日、地裁判決勝利。裁判のなかでも会社の不当性が明らかになっていると報告があり、参加者の大きな拍手に包まれた。ブロックからは、現在取り組んでいる豊中市への要請署名活動について、 闘争勝利のカギと訴え、参加者の一層の協力を依頼した。
市内ブロック
  18分会40人在籍と、1人分会が多いのが特徴。これまでのたすきがけ交渉を一歩進め、組合員の中から希望を募り交渉団を組織した。さらに担当する分会を決めて、分会の意思統一にも出席。交渉団は、職場の現状把握から要求書作りにもかかわり、団体交渉では執行委員とともに交渉員を務めていると報告があった。交渉団体制は今後の一般業種の新しい活動スタイルを示すものと注目されている。その他、参加した全ブロックから活動報告があり、最新の情報が共有できた。


くさりNO.735より

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