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故人を偲び各方面から230人が参集 〝時代を読み先頭を走る運動家〟の遺志を継ぐ

「川村賢市さんを偲ぶ会」執り行われる(7/25)

本年4月30日に逝去した連帯労組近畿地本副委員長「川村賢市さんを偲ぶ会」が7月25日、竣工間もないアソシエ会館で開催された。会場には230名を超える故人の友人知人が参集。写真や映像で故人の愛すべき人柄と活動家としての実績を振り返りながら、会は粛々と執り行われた。

 川村賢市さんは、通っていたスポーツクラブで倒れ、そのまま意識を取り戻すことなく逝去された(享年61歳)。故人の人柄と幅広い交友関係、労働運動・活動をあらわすように、会場には予定人数を超える230名が参集。献花を行い、それぞれが故人との思い出を語った。  
冒頭挨拶で武委員長は、川村さんの若すぎる逝去に「未だ信じられない」と述べた後、「故人とは従兄弟の関係にあり、友人としても社会運動に携わる仲間としても尽きない思い出が沢山あります。1964年、私が労働運動の活動家となって間もない頃、当時彼は自衛隊を除隊して土木関係の仕事をしていました。私は習いたての『形而上学的観念論』『弁証法的唯物論』等を語り、資本主義社会の矛盾や差別について彼とよく飲み、よく語り合ったものです。彼は75年に『E商店』に就職後、組合活動に積極的に関わるようになり、以後、労働者が主人公の社会を作ろうと一緒に闘ってきました。04年、故人は時代を読む先見性で、関生の運動を発展させるために、〝思想性をもった社会運動としての集団を作るべき〟と、『関西コミュニスト同志会』を発足させました。我々が弾圧にひるむことなく闘うことができるのは、この思想が下支えしているからです。故人亡き後、我々は彼の遺志を引き継ぎ、労働者が主人公の社会を必ず実現することを誓います」と故人を偲んだ。
献花に引き続き、各方面の参列者より闘いの最中の逝去を悼むと挨拶。最後に、川村さんの奥様より連帯旗の授与が行われた。

連帯ユニオン議員ネット