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佐藤さん(仮名)が宅配便会社に入社したのは、昨年12月。求人には「正社員で大型運転手なら給料は25万円~30万円/月」とありました。食品配送の仕事で、会社からは「3ヶ月間は試用期間だが、給料は正社員と一緒にする」と言われていました。
 
 
しかし、給料日になり、賃金を確かめると、その額より少ないのです。これに対して佐藤さんが苦情を言うと、会社は「じゃあ、別の仕事もやってくれ」と言ってきました。しかし、その仕事を増やしても給料は増えません。また、給与明細について質問しても答えが返ってきませんでした。
佐藤さんは4月に病気をして休みましたが、復職すると「給料が下がるが別便の配送をしてほしい」と言われ、断ると自宅待機を命じられました。その後、会社から何の連絡もないため連帯ユニオンに相談し、組合加入に至りました。

5月27日、1回目の団交* 
ここに佐藤さんは強い気持ちで臨み、満足のいく解決内容を勝ち取ることができました。

 喜びを語る佐藤組合員
本人は「組合に相談して無理だと言われたら諦めようと思っていたが、いい解決ができて本当に良かった」と喜んでいます。

*団交とは
団体交渉のことを、省略して「団交」と言うことがあります。
 
憲法第28 条で、労働者が対等な立場で会社と交渉することができるように、労働者が労働組合を結成(団結権)し、交渉する権利(団体交渉権)を保障しています。

くさりNO.747より  

連帯ユニオン議員ネット