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「職場環境を変える!」と鈴木分会長

建設会社に勤める、鈴木さん(仮名)が組合に加入し、6月16日に公然化。この建設会社は、土木建設と生コン製造・販売を行い、生コン工場は地元の生コン協同組合に所属しています。
鈴木さんはミキサー車の乗務員で、かつては運輸一般関西地区生コン支部に所属。当時は青年部員として武洋一現書記長らと一緒に組合活動をしていました。1982年の組織分裂で一旦は他労組に所属しましたが、その運動に不信感を持ち組織を脱退。未組織として20年以上勤務してきました。

 簡単に合理化受け入れ

会社には現在も他労組の組合員が残っていますが、この他労組は一昨年より会社が再建案として打ち出した50%減給(35%は労働債権)と年間一時金の凍結という合理化案を受け入れ、さらに、当初約束していた、減額分の労働債権返済や賃金回復について、条件が整っても会社に要求しませんでした。

 自ら命を絶つ組合員も

それどころか同社では昨年春、他労組の組合員が自ら命を絶つという悲しい出来事があり、その原因が減給による生活苦と思われるのに同労組は何もしようとはしませんでした。このような姿に鈴木さんは大きな怒りを覚えました。

 職場環境を変えるべく関生支部への加入決意
そして、会社と他労組の異常な結びつきに不安感を募らせた鈴木さんは、以前から何かと声を掛けていた洋一書記長に相談し、関生支部に加入することを決意しました。

鈴木さんは「経営者の横暴と他労組の無能さをずっと堪え忍んできましたが、もう我慢できません。これからは、連帯労組の組合員として職場環境を変えて行きますので、仲間の皆さんよろしくお願いします」と、力強いメッセージを寄せてくれました。

くさりNO.747より

 

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