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委託清掃業3分会


★ 働く者の権利求めて
10月20日、神戸ブロックにおいて運輸会社で働く3名の仲間が職場の環境改善等を求めて運輸分会を結成、公然化しました。
この運輸会社では、賃金が年々下がり続けており、就業規則も従業員が知らない間に変えられていました。しかも、その就業規則自体、グループ親会社のものか、この運輸会社のものかはっきりしていません。
 
また、9月には会社の会議の中で「これから皆さん運転を査定し、それに応じて10月から契約変更を行う」等とグループリーダー(管理職)から発言があり従業員間で動揺が走りました。
会社は関西でも大手の産業廃棄物処理業者である親会社の運送業務を専門で行う企業で、運輸会社の社長は親会社の役員でもあります。

公然化は神戸ブロックの組織部統一行動として執行委員、ブロック長、組織部と近畿地本から執行委員が参加。当日、登記にある住所に行くと、そこは親会社の巨大なリサイクルセンターでした。そこで親会社に問い合わせると、親会社の管理職が応対。そこで「運輸会社は親会社の運輸部門が統括している」と聞かされ、「今後も私が対応します」とのこと。結局、運輸会社の担当者に会う事はできませんでしたが、当日は親会社の取締役が応対しました。公然化に際して会社は「労働組合法等の遵守」については「わかっている」と回答。第1回団交設定についても日程調整の上、早急に連絡すると約束しました。 同分会の労働条件向上に向けた運動は順調に幕を切り、分会の仲間に公然化当日の内容を説明すると「今後、要求を勝ち取るため頑張るので、よろしくお願いします」と力強く決意を表明。意気込みを感じました。

くさりNO.739より

連帯ユニオン議員ネット