連帯ユニオン 近畿地方本部 関西地区生コン支部 近畿地区トラック支部 近畿セメント支部 労働相談-ホットライン

今月も新たな仲間が組合結成。三田ブロックは輸送会社・傭車会社の輸送協加盟促進のために組織拡大を最重要課題とし、昨年の傭車会社に続き、今年は運輸と生コン運送の2社で公然化。組織化が進んだ結果、北神生コンクリート協同組合に対して、集団交渉の申し入れを行っています。和歌山ブロックではレストランと生コン工場から、京津ブロックでは輸送会社から公然化の報告。



● 三田ブロックから
(4名が連帯ユニオン加入)
 生コン専属輸送の傭車会社で、本年8月に3名の組合員が公然化しました。前に他労組に加入していましたが、この生コン運送会社では〝半直行〟という就労形態。この立場では休日出勤をしても休日手当は支給されず、配車においても「本勤」「直行」「半直行」の順番で配車差別にあい、印紙切れを起こす始末でした。就労先で播但ブロック朝日班の組合員が熱心に彼らの相談を聞いていたこともあり、職場の労働条件改善と家族を守るために組織移行を決意しました。公然化以降、第1回の団体交渉で会社は均等配車を約束。実損回復についても次回団体交渉で回答するとのことです。

公然化以降、楽しく仕事ができています。今後、会社との団体交渉を重ね、働きやすい職場環境構築に向け頑張りたいと思います。
分会長

 生コン専属の運輸会社で、本年6月に組合員が公然化しました。公然化に至った理由は、社内イジメにあったことと、会社の存続に不安を感じたことです。運輸会社社長と4回の団体交渉を開催したが、労働条件・経済要求が進展せず、事実上決裂状態となっています。この間、荷主である生コン会社に対して、適正な輸送運賃を求めて交渉中です。
 


● 京津ブロックから
 生コン会社の運輸分会
本年4月に生コン会社のグループ企業で働く3名の仲間が公然化をしました。
この会社は、下請けとして土木作業を請け負っており、社会保障制度などは一切ありません。従業員は日給制度で仕事をしており、本来の仕事がなければ運輸会社のミキサー車に乗務して収入を得ていました。ブロックでは、不安定な状況で働いている仲間を見過ごすことができず、労働組合の必要性と、支部が取り組んでいる政策運動によって労働者の生活が安定するといったことを語り、彼らに理解を求めました。 そして、3名が4月に公然化し、生コン会社に対して正社員雇用を求めて交渉を進めました。結果、生コングループ会社の専属輸送の運輸会社に、3名全員が正社員として雇用されることとなり、労働条件等が大幅に改善されました。 

 

 生コン分会

私は生コン会社で日々雇用のドライバーとして就労しています。日々雇用者の平等な労働日数と配車、健康保険問題を解決して、正社員に採用してもらえるようにと、組合に加入しました。周りには組合嫌いな人も居ますが、生コン支部は仲間が多く、知識も行動力も他の組合に無いものが有ります。こんな組合に私を誘ってくれた人に感謝しています。一緒に加入した方と共に頑張りたいと思います。
生コン分会員レポート

 

くさりNO.738より 

連帯ユニオン議員ネット