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連帯ユニオンと職場環境の改善や労働条件の向上

● 北大阪Bブロックの仲間紹介。

解雇から1年 職場復帰勝ち取る
11月26日、粘り強い闘いの結果、遂に鈴木さん(仮名)は念願の職場復帰を果たし、闘争の大きな山を乗り越える事ができた。今後5名の組合員は支部との連携をさらに強くし、残る2名の職場復帰と労働条件の改善を求め一丸となって闘いを開始する決意だ。

解雇撤回を掲げ連帯に加入
この闘争は本年1月、不当に解雇された鈴木さん(仮名)が連帯労組に加入したことから始まりました。彼に呼応して、同じく不当解雇されている山田(仮名)さん、田中(仮名)さんの両組合員も関生支部に結集、更に劣悪な職場環境のなか働く2名の組合員も合流し、合計5人のこの職場分会は解雇撤回と職場の民主化を求め、闘いを開始したのです。

組合結成後、会社と精力的に団体交渉を重ねましたが、会社は交渉で合意した事項を不履行するなどの不誠実な態度に終始しました。そこで組合側はストライキや宣伝活動など出来うるかぎりの抗議行動を展開。卑劣な会社側は裁判所に「妨害禁止の仮処分」を提訴、正当な組合活動を封じようとしましたが組合側の更に粘り強い闘争の結果、遂に11月26日、鈴木さん(仮名)さんは解雇撤回を勝ち取ることができたのです。

会社の実態
彼の本来の業務はミキサー車の運転ですが、会社は彼にバッチャー(生コンの撹拌機)の清掃をさせていました。しかも会社は労基法を守らず、劣悪な労働環境のなか安全配慮に欠けた作業を強いていたのです。その結果起こるべくして事故は起き、遂に、労災事故にあってしまったのです。しかし会社はまるでボロ切れのように容赦なく解雇したのです。

◆鈴木さん(仮名)さんからの挨拶

個人では交渉すらできませんでしたが、連帯ユニオンに加入し、会社と対等に話をする事が出来ました。 助けてくれる方々も増え、私にとってプラスになることが多かったです。動員や応援に来てくれた組合員の皆様、本当にありがとうございました。
まだ2人の解雇撤回と職場の2名の未払い賃金等、課題はあります。いよいよこれからが正念場、解決にむけ頑張っていきます。これからも分会の5名を宜しくお願いします。

くさりNo,729より

連帯ユニオン議員ネット