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「伊勢志摩サミットを問う」サミット反対集会

5月 21 日、「伊勢志摩サミットを問う」と題してサミット反対集会がエル大阪南館で開催。杉村昌昭さん(龍谷大学名誉教授)と小倉利丸さん(ピープルズ・プラン研究所共同代表)の両氏をパネリストに迎えシンポジウムが行われました。

〝詐欺容疑〝で逮捕! 国家権力による弾圧  
冒頭に、沖縄の米軍属男性による女性殺害事件と大阪府警・京都府警が、5 月2日に19ヵ所にもおよぶ家宅捜索を強行し、同19日に〝詐欺容疑〝で闘う仲間3名が不当に逮捕されたという報告がありました。  

その後、労働者弁護団の永嶋先生から、「前回のs 弾圧はXバンドレーダー基地設置など、国策に反対する勢力を現地に行かせないようにするため。今回は、それらの会議すらさせないように特定の個人と団体に対しての国家権力による弾圧です。」と説明がありました。


         外交や安全保障問題 一方的に決めるな! 

シンポジウムは、杉村昌昭さん(龍谷大学名誉教授)と小倉利丸さん(ピープルズ・プラン研究所共同代表)の両氏をパネリストに迎え、服部良一さん(元衆議院議員・東アジア青年交流プロジェクト代表)がコーディネーターを務める形でスタートしました。

「サミット(先進国首脳会議)とは、1970年代前半に為替取引が変動相場制になり、金融界が非常に不安定になった。これを食い止めるために、主要各国の首脳が集まって開いた会議がサミットの始まりです。だから、各国の首脳だけが来るのではなく、世界のグローバル化を推進してきたIMF(国際通貨基金)や世界銀行の代表が必ず来るのです。
自身の著書を紹介する杉村氏
 
サミットの脱退を訴える小倉

民主主義の手続きを回避して、その時のトップと官僚が非常に重要な外交や安全保障の問題を一方的に決める、サミットが持つトップダウンの仕組みを認めてはいけない。日本の主権者として、サミットからの脱退を強く要求しなくてはならない」と両氏から問題提起されました。

連帯ユニオン議員ネット