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とめよう!戦争への道 めざそう!アジアの平和2015関西のつどい

安倍政権が「安保関連11法案」を参議院で強行採決するかもしれないという緊迫したなか、9月13日中之島公会堂大ホールで「とめよう!戦争への道 めざそう!アジアの平和2015関西のつどい」が開催されました。


〝戦争法案〟強行採決にNO! 今回は2つの講演があり、最初に法政大学法学部の山口二郎教授から〝再び戦争をさせないために 戦争法案との闘いの意義〟をテーマに話された。本年は終戦から70年という節目の年。戦死した兵をはじめ、広島、長崎の原爆投下と、東京を始めとする各都市の爆撃で死亡した一般の人たちを含め数千万人が尊い命を落とした。

満州事変に始まる日中戦争はじめ太平洋戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが大切。

自民党の右傾化と、戦前に回帰するような自民党改憲草案とそれを実行しようとする安倍政権の野蛮さなどを指摘した。

また、戦争に参加するための法改悪のうち存立危機事態、重要影響事態、国際平和共同対処事態について解説された。そして若者や子育ての親たちが国会前での集会に参加して「戦争法案反対」の声を上げている新しい運動の力と民意の力による反対運動の広がりを語った。


             米軍基地が沖縄に集中(1

2つ目の講演として、元沖縄タイムス論説委員の屋良朝博さんが〝つくりだされる沖縄との温度差〟をテーマに沖縄の現状を話された。
海兵隊が沖縄米軍基地の7割、兵力の6割を占めているが、常時沖縄に駐屯せず、フィリピン・グアム・オーストラリア・タイなどの訓練地を巡回している。アメリカは、中国が経済的には最大の貿易国であり、日中間の尖閣諸島領有権問題に巻き込まれることを懸念していると締めくくった。


最後に実行委員会の中北代表から、会場の2階席まで埋まり1200名余りが参加したと報告があった。集会終了後、西梅田公園までデモ行進を行った。

      戦争法案強行採決するなとアピール


(1 在日米軍 都道府県別の米軍施設 wikipedia

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