連帯ユニオン 近畿地方本部 関西地区生コン支部 近畿地区トラック支部 近畿セメント支部 労働相談-ホットライン
 文字の大きさ
  現在:
    文字小←  →文字大
  文字サイズ
   


 
7月10日~12日まで、社民党の服部良一さんを団長として、東アジア青年交流プロジェクトの訪韓団の一員として関生支部から2名が参加。革新的な市政が実行されているソウル市や市民自らが運営する協同組合などを訪問しました。
 

朴市長も訪韓団歓迎- 市民の為の市政進む

握手する朴市長(左)と服部団長(右)
握手する朴市長(左)と服部団長(右)

訪韓1日目。昼過ぎに最初の訪問先であるソウル市庁舎に到着し、ソウル市政ブリーフィング(説明会)が行われました。

この中で、2011年10月のソウル市長選挙で当選した朴元淳氏が、ソウル市の雇用する非正規労働者の内、2012年には1133人、翌年には236人を正規雇用に転換させ、その後も正規雇用への転換を推進。さらには、市が雇用する非正規労働者を正規労働者と同等の労働条件に近づけていることなどが説明されました。

日本と同じように韓国でも新自由主義政策が推し進められ、非正規・低収入の労働者が増え続けました。しかし、朴市長が誕生してからは「市民が市長」として非正規労働者の救済も含め、徹底した市民のための市政が実行されています。説明会後、忙しい中、朴市長が挨拶に訪れ、訪韓団を温かく迎えてくれました。朴市長と同じく弁護士から大都市の首長になった橋下市長にも現在のソウル市政を学んで欲しいものです。

 

2日目の午前、ソウル市内の一区・ソンミマウルで14もの職種で家族のような運営をしている消費者生活協同組合の視察に行きました。

「利益でなく必要性」-市民自ら生協を運営
この組合は利益を上げるためでなく、生活を行うための必要性に基づいて運営されており、それによって暮らしの基盤を築き上げていることに大いに関心させられました。

正義党と訪韓団の歓迎昼食会 

その後、国会議員会館に行き、正義党の議員と原発や労働等、共通の問題について意見交換を行い、正義党と訪韓団の新たな結びつきをつくることができました。 3日目は南山総監府跡地を見学、帰国となりました。

今回の訪韓では、グローバル経済や原発によって日韓ともに労働者・国民が犠牲を受けていること、それに対して韓国で多くの人々が闘っていることを学ぶことができました。

くさりNO,784より

連帯ユニオン議員ネット