連帯ユニオン 近畿地方本部 関西地区生コン支部 近畿地区トラック支部 近畿セメント支部 労働相談-ホットライン

 

 文字の大きさ
  現在:
    文字小←  →文字大
  文字サイズ
   

5.15沖縄平和行進 レポート
5.15沖縄平和行進


5月15日~19日にかけて沖縄平和行進があり、関生支部からは2人、連帯労組全体では6人が参加しました。今まで沖縄平和行進は、全港湾・全国一般の仲間と3単産で取り組んでいましたが、今年は全造船から委員長はじめ6名が参加し、4単産100名以上で取り組みました。

初日の結団式では、「沖縄県は基地があるおかげで雇用や経済が成り立っていると思っている人もいるが、沖縄は日本で1番失業率が高い。基地がある所ほど失業率は高く、経済は観光で成り立っている。基地がなくなれば、違う事業で更に雇用の確保ができるということを地元に帰ったら拡げて下さい。」という話がありました。




ひめゆりの塔・慰霊碑
今年は、名護市辺野古の海で3コースが揃って出発式を行い、「辺野古に米軍基地を作らせない」「戦争のできる国には絶対させない」と確認し合い、それぞれのコースに分かれました。
私たち4単産は、今年も沖縄戦の傷跡が残る南コースを行進しました。白梅の塔ひめゆりの塔、平和の礎がある平和祈念公園などは、戦争の悲惨さを改めて感じる場所でした。行進中は、沿道や車の中から、たくさんの声援がありました。手を振ってくれる子どもたちやお母さん、手を合わせて拝んでいたおじいさんや、一緒にシュプレヒコールをしてくれた人もおり、私たちはその度に元気をもらったと同時に、沖縄県の人々が米軍基地をなくしたいと思っている気持ちを改めて感じました。

思いのこめられた千羽鶴
 


最後の日だけは、スコールのような雨が降ったり止んだりし、残念ながら県民大会は簡単にしかできませんでしたが、それ以外は天候も良く3日間を通して、力強いシュプレヒコールと行進を行うことができました。何より、4単産の誰一人欠けることなく貫徹できたことは、それぞれの自信にも繋がったと思います。
また最終日の4単産全体交流会では、全港湾沖縄地本の仲間が「こんなに盛り上がったことはない」と言うほど盛り上がり、4単産の中で多くの仲間と交流を深めることができました。多くの仲間と交流を持ち苦楽を共にした分、最後の挨拶では、あまりの名残惜しさに涙が出そうになりました。

私自身、また機会があれば是非参加したいですが、まだ参加したことのない仲間にも、多くの青年活動家と運動を共にできるこの取り組みに参加し、沖縄の現状や沖縄県民の思いを肌で感じて欲しいし、今後も更に4単産の青年で、共に運動できる機会を増やしたいです。

連帯ユニオン議員ネット