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さよなら原発3.9関西行動


すべての原発を廃炉に!
3月9日、午前に特別企画として大阪市北区民センターにて集会が開催。引き続いて午後から扇町公園に於いて、さよなら原発3・9関西行動実行委員会主催による大集会が催され、各労組や民主団体を中心に各市民団体など総勢7千が結集しました。

各地での活動を報告
オープニングは部落解放同盟浪速支部『怒』の和太鼓から始まり、力強い若者のパワーに圧倒された。特別報告では、福島から地脇さん(福島原発訴訟団事務局)が福島の現状が厳しいことを、スライドで詳しく報告された。

これまで福島地検に対し2012年6月に県民と県外避難者を含め1324人に上る人たちが東電と国の関係者33人に対し告訴、告発を行った。検察庁が不起訴にしたため、再度、東京検察審査会に再審査申し立てと汚染水放出事件への取り組みが進められている。

そして告訴状に添えられた約7000通の陳述書のうち、県民の50通を選択して『これでも罪を問えないのですか!』として書籍化した。
次に、福島から水上さん(原子力発電に対する福井県民会議事務所)が発言。「本日は福井でも脱原発の集会を行っている。大飯・もんじゅ再開阻止について署名活動を展開してきた。今後も廃炉に向けて福井から取り組む」と報告。

続いて、小出さん(京都大学原子炉実験所助教授)が「子どもたちを放射線から守るために」と題して、スライドを使って講演を行われた。

最後は、若い女性グループ「制服向上委員会」の脱原発をテーマをコーラスで締めくくり、午前中のイベントは終了した。

全国に広がる行動を
13時からは扇町公園で本集会が開催された。主催者の挨拶のあと、各団体からの脱原発についてのアピール、子どもたちによる脱原発の歌や踊りを披露した。

最後に、集会決議(案)を読み上げ、満場の拍手で確認。集会最後に力強いシュプレヒコールを行い、団結ガンバローで集会を終えた。
その後、3コースに分かれてパレードに出発した。

日本には54基の原発があり、止まっていてもいつ第二の福島になるか分からない。まして、再稼働したときのリスクは計り知れない。 全ての原発が廃炉になるまで原発反対の声を全国に広げる行動を推進していくことが必要だ。

当日の模様は、Ustream、YouTube などで見れます。


参考

 

 

連帯ユニオン議員ネット