自動車の販売・整備会社へ大規模な行動展開

10月15日、大阪南港でこの会社に勤める分会の広報宣伝活動が行われました。
この日はホテルコスモスクエア国際交流センターで、「四委員会大会」と称するグループ企業の労働者全員を集めたイベントが開催されていました。

執拗な不当労働行為、大衆行動を決断
この分会は、名古屋にあります。会社は組合員に対して「サービスセンターの排水溝を手で掃除しろ」などと差別的な業務指示を繰り返し、また、人事考課では全く不合理な査定で組合員を「Ｄ評価」としてボーナスを減額、不当労働行為を続けてきました。さらに、会社はこのような不当労働行為に同じ職場で働く労働者を動員し、労働者間の対立が先鋭化していました。

連帯ユニオンでは、これまで、２次にわたる労働委員会への申立や団交での追及、継続的な組織宣伝などで対抗してきました。それでも会社が不当労働行為を続ける理由は、組合員が社内に存在し、未払い賃金等を支払わせたことで、掃除や洗車などのサービス労働に多くの労働者が不満を持ち、連帯ユニオンへの加入者が続くことを恐れてのことです。
そこで、今回、この会社で働くすべての労働者に対して連帯ユニオンへの加入を呼びかける組織宣伝を決断しました。
　

関西の仲間が結集して、会社行事を狙い行動！
10月15日早朝、横断幕を掲げて陣取った部隊は、この間の成果を伝えて組合加入を呼びかけるビラを集結してくる労働者にくまなく配布しました。この自動車の常務は顔面蒼白になって唇を震わし、社長もびっくりして飛び出してきました。他方、多くの労働者がビラを受け取り、組合の説明に耳を傾けました。昼休みも、警察の不当な干渉を排除して大宣伝。労働者から「すごいね～」という声が上がりました。

この日の行動は、関生支部の団結力と行動力を見せつけ、「労働者はこのように闘おう」という強力なメッセージになりました。