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2.16ほんまやばいでTPP

「ほんまやばいでTPP」
2.16シンポジウム&デモ

とき:2014年2月16日(日) 午後1時開会
ところ:大阪市立中央会館
     (集会後、なんばまでデモ)

講演:大野和興さん(農業ジャーナリスト)
     三里塚からゲストの予定

 

 

安倍政権は、TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉に参加し、私たちの暮らしを根こそぎ破壊しようとしています。TPPは農業の問題だけではありません。医療、雇用と仕事、各種保険、庶民の少ない預金までが、アメリカとグローバル資本の餌食にされてしまいます。 もちろん農業は「市場経済」に放り込まれ、株式会社の参入や利益追求の手段に落とされます。農業や食の安全など願うべくもないでしょう。

ISDS(投資家と国家の紛争解決)条項によって、アメリカと多国籍巨大企業が思うままに日本の市場や経済、つまりは私たちの暮らしを蚕食することになります。
一方で、国策の名のもとに沖縄米軍基地の固定化、辺野古新基地の建設がねらわれています。私たちの関西・京都の京丹後市では、農地が戦争のための「米軍のXバンドレーダー」基地建設に取り上げられようとしています。 成田(三里塚)では空港拡張のために、いままた市東孝雄さんの農地を強奪しようとしています。それも、ほんらい「農地を守る」ための農地法を不法に使ってです。

今、戦争をするための治安強化に向けて、安倍政権は、「国家安全保障会議設置法」に続き、「特定秘密保護法」を手にしようとしています。来年の国会に提出するといわれる「共謀罪」とともに、人々を縛り付け、監視する政治への転換です。
こうした国策を掲げ、政治が転換される中で、それらと一体となったTPP加盟は、巨大多国籍企業の動きを一気に加速させ、私たちの暮らしを根底から破壊し、農と食の安全を奪うことになるでしょう。

私たちは、このようなTPP参加に反対し、『ほんまやばいでTPP 2.16シンポウジウム』を開催いたします。 多くの皆さんが、この取り組みに賛同していただけるよう心から訴えます。

▼講師、大野和興さんのご紹介
1940年愛媛県に生まれる。県立島根県農科大学(現・島根大学農学部)卒業。日本農業新聞記者を経て、農業・食糧問題を専門とするフリージャーナリストとして活躍。アジア農民交流センター世話人。脱WTO草の根キャンペーン事務局長。日本・アジアのむらで、地域の活動をともに実践しながら歩んできた。
著書に「農と食の政治経済学」「百姓の義」など多数。

▼残念なお知らせ
当初、三里塚芝山連合空港反対同盟の事務局次長の萩原進さんをお迎えする予定でしたが、2013年12月21日に急逝されました。(ニュース)
長きに渡り三里塚闘争に奔走されたご健闘に感謝すると共に、心よりご冥福をお祈りいたします。 三里塚から別の方をゲストでお呼びする予定です。

▼連絡先:〒550-0021
       大阪市西区川口2-4-28 関西生コン内
       TEL:06-6583-5546

 

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