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           第16回中国人強制連行追悼会

本年で16回を重ねる中国人強制連行追悼会が11月16日(土)14時より大阪港の天保山公園内にある追悼祈念碑前で行われました。当日の参加者は、約20名で中国大阪総領事館からも2名が来られました。

まず、司会からこの間の活動経過と趣旨を説明「戦略戦争で国内労働力が不足し、これを補うため中国から多くの人々を強制連行し、ここ大阪港にも千人以上を超えるに中国人が強制連行され、過酷な労働を強いられました。食糧も少なく、劣悪な生活環境で1年足らずのうち86名の方が亡くなっています。この歴史を忘却せず、政府はこの中国人強制連行について重く受け止め、解決すべきです。」と述べられました。

続いて、冠木代表は追悼集会文書に掲載されている内容を読み上げられ、今、安倍政権が取り上げている特定秘密保護法案について、このまま可決成立させると国民主権が奪われ大変なことになるので強く反対しなければならないと話されました。

追悼会に参加された中国大阪総領事館の女性領事があいさつされ、このような追悼会を行っていることを感謝し、今後も日中友好を進めていくとを述べられました。そのあと、参加された各労組や市民運動団体からそれぞれ追悼あいさつをしました。

次に、参加された皆さんで祈念碑に献花をおこない、最後に主催者から今後の活動の取り組みと、政府の動向を見据え、強い抗議の声をあげて行きます。そして今後も強制連行された方々への追悼を継続し、日中の平和をめざす決意を表明されました。



参考

花岡事件 華人労務者 ウィキペディア
連帯ユニオン議員ネット