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被爆68周年広島原水爆禁止世界大会

8月4~6日に、連帯ユニオンの全国青年部のメンバー(関西3名、関東2名、静岡1名)で、被爆68周年広島原水爆禁止世界大会に参加してきました。


原水禁1日目は、折鶴平和行進に参加し、広島平和公園の資料館前には、全国各地の参加者が合流し、3500人が集まり、核兵器・原発反対などとシュプレヒコールを繰り返しながら、広島大会の開会総会会場まで行進しました。


原水爆禁大会開会総会では、最初に原爆や原発など核の犠牲になった多くの方々への黙とうから始まり、主催者あいさつで「私たちは核と人類は共存できない信念のもとで運動してきた。しかし、安倍政権は命より金を優先し、原発再稼働を進めている。福島原発事故は収束していない。さらに運動を進めよう」と呼びかけました。また、被爆者の訴えや高校生からの原発反対のアピールがありました。大会の基調提案では、「この大会で、核時代に終止符を打つ決意を固めよう」と、「核兵器廃絶に向けた動きを加速させよう」「原子力政策の転換を」「ヒバクシャの権利確立」の3つの課題を中心に、「原水禁運動に確信をもって取り組もう」と呼びかけ開会総会が行われました。
 
 
2日目は、アメリカの核戦略と東北アジアの非核化の学習会に参加、核密約・核の傘・非核三原則、普天間基地問題、オスプレーなど米軍基地のあり方をテーマに日米安保見直し・東北アジアの非核化など憲法の具体化にむけた課題と運動の方向性について3人の講師の学習会を受けました。昼からは全国青年部のメンバーと原発資料館に行き、広島が江戸時代の城下町として栄え、明治以降は軍都の施設が集中し発展、原発が投下され多くの人たちが死亡し、都市基盤そのものが奪われながら、困難にもめげず生活の再建への歴史を学びました。原発の恐ろしさ、戦争の無意味さを真剣に考えさせられました。
 
 
最終日、まとめ集会は、核兵器廃絶に向けた取り組みの強化や全原発の廃炉を求めるアピールを採択した。大会事務局長は「広島、長崎の運動の経験を原発事故に苦しむ福島にも生かそう」と総括した。

高校生が中心となって企画した「メッセージfromヒロシマ2013」の報告が行われ、各地域の特別報告と映画監督のオリバー・ストーンさんは、核拡散の動きが拡がる中、日本はその悲惨さを体験した国として対処すべきで、日本は平和の仲介者にならなければならないと訴えました。最後にヒロシマ・アピールとして「『核絶対否定・核と人類は共存できない』ことを強く訴え、核も戦争もない平和な21世紀を子ども達に贈ろう」と確認しました。

私は、広島原水禁に初めて参加しました。68年前、広島・長崎で起きた悲劇が再び福島でもくり返され、多くの子どもを含む人々が被ばくさせられ、家も土地も仕事も奪われ、避難生活からの精神的なストレスから自ら命を絶つ人も多く見られ、核と人類とは共存できない事が、再度明らかになっているのに、阿部政権は憲法改正をし、戦争を出来る国を作ろうとしている。また、政府は国民の生活・命より、原発再稼働の事しか考えていない、戦争は誰のためにするのか? 原発は誰のために再稼働するのか?人の命より大事なものがあるのか、今、大人が真剣に考えなければ、子どもたちの未来がなくなり、同じ事をくり返してします。私は、今後も反対運動の先頭に立って行動していきます。


参考

被爆68周年原水禁世界大会のお知らせ

Google 歴史アーカイブ - google.com 
 広島平和記念資料館 長崎原爆資料館など有ります。

原水爆禁止2013世界大会8月6日、オリバー・ストーン監督の広島スピーチ

連帯ユニオン議員ネット