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10000人組織に向け躍進の年に第29回 中央本部定期大会


連帯ユニオン (全日本建設運輸連帯労働組合) 中央本部は9月9~10日に生コン会館で第29回定期大会を開催した。この大会では1年間の活動を振り返り、運動の到達点を確認。また傘下各支部の運動成果・課題の報告を受けた上で、1万人組織実現に向けた2013年度運動方針を満場一致で採択した。
 
   

第29回 中央本部定期大会冒頭、あいさつに立った中央本部長谷川執行委員長は「危機を深める日本社会においてこそ労働運動の果たす役割は大きい」と語り、本大会の任務について次のように述べた。

1点目は組織拡大。野田政権が反国民的な政策を実行する中で、国民生活は疲弊し、その不満が爆発し始めている。連帯労組の組織と運動が前進するチャンス到来だ。私たちは前大会で1万人組織建設に向けて奮闘することを決議し、実行過程にある。情勢と自らの運動に確信を持ち、組織化に全力を挙げよう。

2点目は争議解決。現在、34の争議分会がある。『他人の痛みはわが痛み』の連帯魂で資本・権力の攻撃をはね返し、組織拡大と連動させ、勝利解決に向けてまい進しよう。

3点目は政治革新と選挙闘争。現在、民主党政権は政権交代時に約束した政策の多くを投げ捨て、国民は不満を抱いている。そうした状況下、今年から来年にかけて衆参両院の選挙がある。私たちは、消費税や社会保障の改悪反対、オスプレイ配備反対、反TPP、憲法改悪阻止などの立場を貫く候補者と政治勢力の勝利に向け全力を挙げる。

最後に、来年の30回記念大会に向け、将来を見据えた組織体制と運動方針を確立できるよう活発な議論を期待したい。

 

2013年度運動方針 組織拡大・運動前進のチャンス到来
次に、今年度運動総括が報告され、傘下各支部から報告(今春闘の成果と課題、組織拡大、争議解決、脱原発1000万人署名など)を受けた。さらに30周年記念事業の提案を承認。2日間の活発な議論を経て、2013年度運動方針を確立した。


第2回全国青年部定期総会


9月10日、中央本部定期大会2日目前段で全国青年部第2回総会が開催された。

冒頭、全国青年部部長は「結成から一年、反戦・反差別・反原発を中心に諸団体との共闘関係を強化しながら青年労働者が抱える課題解決に取り組んできた」とし、青年部員が主体となって参加した、沖縄平和行進、部落解放共闘フィールドワーク、脱原発集会などを挙げた。


● 次世代の幹部活動家を養成
そして、「将来、現在の青年部員が連帯労組の中心的活動家になれるよう、さらに活動を強化していきたい」とあいさつした。

この後の議案審議では、書記長が今年度活動経過を報告し、次年度運動方針を提起した。書記長は青年労働者がおかれる雇用環境について、「働きたくても職がない、職があっても非正規」との状況下で、低賃金・不安定な労働条件を強いられていると指摘。

また、建設・運輸産業は他産業に比べて一層劣悪な労働条件にあり、青年にとって「魅力のない産業」になっていると報告した。そして今後は、政治闘争と共に統一労働条件整備など産業政策推進に向け奮闘する決意を表明。満場一致で次年度運動方針を確認した。

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