連帯ユニオン 近畿地方本部 関西地区生コン支部 近畿地区トラック支部 近畿セメント支部 労働相談-ホットライン
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◆ 物流業界の現状と労働者の深刻な現実

最初にトラック労働者の現状について、資料を基に役員から提起があり、物流業界とそこに従事する運転労働者の深刻な現実が示されました。
 
過去の2度にわたるオイルショックを乗り越えてきた物流業界も、1990年の規制緩和と、その後のバブルの崩壊、リーマンブラザーズの経営破綻などが要因で慢性的な過当競争が生じ、物流業界に悪影響を及ぼしているのです。
 
物流をマネージメントする大企業と経営危機の中小零細企業に二極化していて、発注先の各企業が10%ずつピンはねする重層的下請構造の下で、中小零細企業で働く運転労働者の賃金が約20%下落していると言われています。
そんな中、運転労働者は、賃金・労働条件が不安定になり、連帯ユニオンに労働相談にくる仲間がますます増えてきています。


◆ 分会の壁を越えて労働条件の改善へ

今回の交流会で、各分会組合員が自己紹介をし、各々の賃金体系の比較や今までに組合活動の経験があるか無いかなど様々な意見が出され、話に花が咲きました。
今後はブロックの運営をどのように行うのか、それぞれの職場のフォローをどうしていくのかを議論し、各職場の壁を越え、ブロック組合員全員が横断的に組合活動に取り組むことを確認。
今回の交流会を期にさらに団結が深まったように感じました。

くさりNO.747より 

連帯ユニオン議員ネット