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関西地区生コン支部に対する弾圧を直ちに中断し、
逮捕した仲間をすぐに保釈せよ!

5月11日、日本の公安が全日本建設運輸連帯労働組合、関西地区生コン支部に対し、暴力的な家宅捜査と同時に高英男副委員長をはじめとする役員と組合員13人を強制的に連行するという事件が発生した。
 
日本公安の主張によれば、この事件は1年前の2010年5月14日に関西宇部株式会社に対する抗議を口実に、集団的に連行したという。
 
関西宇部株式会社は日本の大手セメントメーカー宇部興産の直系子会社だあり、2008年から労働組合と団体協約の履行をめぐって労働争議を起こし続けてきた会社だ。この会社は2008年7月にも団体協約の履行を求めた抗議行動にも生コン労働者を2009年2月に刑事告発したのに続き、今回は2度目の事件となる。
 
特に注目すべきは、関西宇部の木村社長が2011年4月に大阪広域協同組合の理事長に就任するにあたり、その挨拶で「長期ストで失われたゼネコン(大手建設資本)の信頼回復のために全力で取り組む」と述べたことだ。
したがって、この事件は生コン労働者の生きるための体をはった闘いに対し、暴力的に弾圧を加えるという木村社長の宣戦布告であり、生コン労働者の闘いを根こそぎ踏みにじろうとする暴挙以外の何ものでもない。
これと伴い日本公安は1年前の事件を捜査するとして家宅捜査をかけ、13人の生コン労働者を強制的に連行し、その様子をテレビ局のカメラまで動員して撮影させるなど、恥知らずにもその度を超している。
 
韓国の全国民主労働組合総連盟傘下の全国建設産業連盟、全国建設労働組合2万5千人の建設労働者は要求する。日本の生コン労働者に対する弾圧を直ちに止め、逮捕連行した仲間をすぐに釈放せよ。
われわれは今後も建設労働者として、しぶとく国際連帯を闘い日本の生コン労働者の闘いを積極的に支持する。
 

2011年5月11日
韓国 全国建設労働組合(韓国・ソウルにて)

連帯ユニオン議員ネット