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昨年11月に結成され活動をスタートした『一般業種交渉団』は、早くも具体的な成果を各所で得ている。「業種を横断して意識と行動を共にし闘おう」という基本姿勢が固まり、それぞれが情熱をもって闘いに取り組んだ結果、交渉団全体の指導力や団結が高まっている。今後、『一般業種交渉団』にはさらなる活躍が期待されている。


一般交渉団発足後、短期間での成果の数々が機関紙やビラで賑やかに紹介されているが、記事の作成や投稿のほとんどが一般職場で闘っている仲間達である。

これまで、生コン職場で働く仲間と一般業種で働く仲間との間に隔たりや違いもなく、あるとすれば「職種が違うだけ」だと思ってきた。が、一般職場で働く仲間達の声を聞くと少し事情が違っていた。支部の運動が建設・生コン業界を中心においたものであるから「無理を言いにくい」等の遠慮があったようだ。
しかし、職場やブロックの主体的かつ能動的な取り組みと今期から本格的にスタートした交渉団の活躍によって大きく変化してきた。さらに、先進的なブロック を教訓に全体の活動が活発化して浸透してきたこと。そして現在までに80分会以上の職場で交渉が行われていることは大きな成果ではないだろうか。

 

一般業種から選抜された役員や交渉員、職場を支える仲間の中からも積極的に、「闘いの方針は闘いの主体である職場が責任を持って関わっていかなければいけない」という声も出ており、組合方針が着実に実践されていることを感じる。このことから、問題解決の取り組みが形式的に進められているものではなく、それぞれが情熱をもって参加し、組織的に活動が進捗しているといえるだろう。 また、生コン職場の仲間から「活動の質と幅が変わってきた」という評価も多数寄せられている。一般職場の仲間の意識も変化する大きなプラス要因であるように思う。
 
公然化に向けた意思統一や要求作り、交渉への参加から議事録作成、裁判・労働委員会の資料作りなどの実務にも積極的に参加していることで責任感も高まっている。会議でも事前に組織・教育等の企画書を作り提案を行うなど、重要なテーマを決めて参加している。交渉団全体の指導力や団結が強化されていることを実感している次第だ。

● 5千名組織建設へ向け 組合方針着実に実践
今後の交渉団の活躍に大きな期待をすると共に、一般職種が〝近畿地本5000名建設〟を具体化させるための重要な位置付けになれるよう全員が一丸となって奮闘する決意である。

くさりNO.742  

連帯ユニオン議員ネット