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迫害を逃れて日本へ庇護を求めてきた人たち、
彼らを拒む日本の難民制度を考えよう

世界難民の日2010関西集会実行委員会は6月20日、「世界難民の日'10関西集会」を大阪市住まい情報センター内ホール(大阪市北区天神橋)で行いました。(後援:(社)アムネスティ・インターナショナル日本)

2000年12月4日、国連総会で毎年6月20日を「世界難民の日」(World Refugee Day)とする旨が決議されました。この日はもともと、OAU(アフリカ統一機構)難民条約の発効を記念する「アフリカ難民の日」(Africa Refugee Day)でしたが、改めて難民の保護と援助に対する世界的な関心を高め、UNHCRをはじめとする国連機関やNGO(非政府組織)による活動に理解と支援を深める日にするために制定されました。

当日のパネル展示
 

集会では基調講演を「新しい難民制度への挑戦 -韓国の事例」と題し、韓国国会議員ファン・ウヨ氏(韓国「難民等の地位と処遇に関する法律案」代表提出者)が行い、パネルディスカッションを「隣国韓国の取り組みから私たちが学ぶこと」をテーマにファン・ウヨ議員(韓国国会議員)、キム・ジョンチョル弁護士(ソウル地方弁護士会難民人権幹事)、辻めぐむ議員(日本衆議院・法務委員会理事)、中村彰(アムネスティ日本・大阪難民チーム)が行い、韓国国会で審議されている画期的な難民保護法案を取り上げつつ、あるべき難民制度を検討しました。

【ファン・ウヨ氏の紹介】
ソウル地方裁判所・高等裁判所の裁判官を経て、韓国国会議員。人権、教育、青少年、伝統文化など幅広い分野で活躍され、日韓交流にも尽力。韓国国会人権フォーラム代表など。ソウル大学法学博士。

他に難民申請者や支援団体のリレートーク、写真展や交流会(パネラーの方々や在日難民の方々との直接トーク)がありました。

(参考ホームページ http://rafiq.jp/wrd/

 

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