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● 沖縄平和行進

 僕達の滞在期間中、沖縄はずっと雨が降っていました。それは沖縄と言う地域全体が泣いている様な雨でした。昨今ニュースで話題となっている「基地問題」について皆さんはどの様にお考えでしょうか?僕はアメリカという「軍事力」にしか優れていない国に対し、「NO」と言えない日本政府の対応が非常に腹立たしく思います。
今回「5・15沖縄平和行進」に参加し、現地の方々とふれあい、第二次世界大戦中は沖縄の中でも激戦地だったと言われる「南コース」を行進し、自分の人生の中でここまで「平和」について考えさせられる時間はありませんでした。
沖縄から基地を無くして欲しいと我々に訴えかける人々や、沿道にて横断幕を広げ「頑張って下さい」と声を掛けてくれた小学生の子供達、休憩所で行進団を受け入れて下さった職員の皆さん、浦添市役所前にて太鼓の演奏で歓迎してくれた子供達、本当に心の温かい人々に支えられました。
そして行進団は「5・15平和とくらしを守る県民集会」が行われている宜野湾市に向かい、普天間基地の真横で戦闘機のエンジン音を聞いた時に行進団全員が「絶対に沖縄から基地を無くさなければならない」と本気で確信したと思います。
最後の休憩地点から出発後、連帯労組中央本部の役員が宣伝カーに乗り込み、力強く途切れる事のない「シュプレッヒコール」を挙げ、待ち構えていた右翼団体の妨害にも負ける事無く、ゴール地点である宜野湾市海浜野外劇場に予定より一時間遅れで到着し、「5・15平和とくらしを守る県民集会」に全員で参加する事が出来ました。

普天間基地を包囲する参加者

  また、翌日に行われた「普天間基地包囲行動」に参加しました。日曜日という事もあり、ラジオでは特別番組として生放送され、県内外問わず1万7000人の参加者が結集し、平和を心から望む多くの人々の思いと共に「人の鎖」で基地の周囲13㎞を包囲しました。「人の鎖」は途切れる事無く、完全に繋がっていました。
この運動を沖縄から全国へ、全国から世界へと伝えて行く事が、今後の僕達「青年層」に課せられた仕事なのかもしれません。労働運動も同様、次世代へと受け継ぎ、新たな発想を基に日々進化し、多くの仲間と「連帯」する事によって、運動が前進すると確信しています。
最後に、沖縄の闘いを共にした連帯労組関東支部、静岡支部の仲間の皆さん、本当にお疲れ様でした。この取り組みを生かし、交流を図れた事が僕の中で良い思い出となりました。支部の枠を超えて青年層の団結を強化し、共に頑張りましょう。

以上
関生支部青年部副部長 レポート


 
2010年5月13日~5月17日にかけて、2010年度「5・15 平和行進」沖縄派遣団に、三単産から約90名の全国の仲間が沖縄に結集し、その派遣団の一員として参加させて頂きました。
 
13日、沖縄県立武道館アリーナに於いて、「5・15平和行進全国結団式」が行われ、全国の労組・民主団体や地域住民の方々が、平日にも関わらず総勢約1,000人の参加者が集まりました。この結団式を通じて、「普天間基地即時撤去・辺野古への海兵隊新基地建設阻止」・「基地の国内外・県外移設」に向け、絶対に辺野古新基地建設を阻止しなければならないという決意に燃え、5・14~15の平和行進(約30km)に挑みました。
平和行進1日目は、レンジャースタッフ(平和行進の交通整理・右翼対策)として参加をし、平和行進が安全に遂行できるように努めました。そして、2日間の平和行進を通じ、地域住民の方々の歓迎・声援が何よりも温かく感激し、それが行進団の力となり、平和行進を完徹させる事ができました。
16日には、普天間基地包囲行動(外周約14km)に決起した全国の仲間と手を繋ぎ、結束した鎖の輪で基地を包囲し、全国の仲間・地域住民とが一つになった瞬間に感動したと同時に、沖縄の怒りを日米両政府に対し、共に訴える事ができました。
2010年度「5・15平和行進」に参加し、痛感した事は沖縄の基地問題に対して、このような運動を各労組・各団体・地域住民の青年層が連携し、沖縄の基地問題、又は反戦平和に向けての取り組みを全国各地域で運動の輪を広げて行く事が、「基地のない日本」・「安全で安心して暮らせる沖縄」を取り戻せる事ができると強く感じました。そして、平和行進に共に参加し、共に闘った、連帯労組中央本部を初め、関東支部・静岡支部の仲間のみなさん、本当にお疲れ様でした。みなさんと出会い、団結を図れた事は、僕自身の今後の組合活動にとって財産となりました。今後とも、若い世代の青年層が一致団結し、共に連帯労組を盛り上げて行きましょう!!!


以上
全日建連帯労組関生支部 青年部副部長 京津ブロック分会

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