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2010春闘勝利にむけて
’10春闘本格化を目前に3地域の担当執行委員が所信表明

◆奈良 共生・共同の業界へ
今春闘においては、経済要求のみならず、労働者の視点から事業転換を行う「協組運営改善」という要求を掲げていきたいと考えています。
協組内の製造と輸送の効率化を計る共同輸送事業の実現。数量シェア配分から利益シェア配分へ移行し、価格の透明性と協組としてあるべき公正・平等な運営。また、輸送業者と労供事業所(日々雇用労働者)にもしわ寄せが来ないよう、協組との団体契約を締結させていく。こうした制度的要求を大きな柱におき、共生・共同の業界実現に向けて闘いを進めます。

◆委託清掃4分会 産業政策運動を立案して闘う
生コン支部は昨期、一般産業種の運動強化を掲げてブロックに担当者を置き、ブロック活動に一般産業を位置づける一方、各分会をはじめ一般産業の交流に取り組みました。今期は45年の闘いの歴史と経験を一般産業に生かそうと「委託清掃業界における産業政策の立案をめざす」と、一般業種の運動方針に掲げています。
委託清掃の4職場では、条件の良い職場を参考に高位平準化を目指します。委託労働者の労働条件は会社によって規定されますが、会社以上に委託元である自治体との委託契約の内容によって決まってきます。会社への要求と併せて、自治体への要求が重要となります。業界団体とは一面共闘一面闘争です。10春闘を産業政策運動で闘い、大幅賃上げをめざします。果敢に春闘を闘いましょう。

◆京津 成果を土台に大同団結を
需要の落ち込みから競争が激しく、昨年は苦しい闘いが強いられましたが、値上げが打ち出せれば「5桁回答はする」と経営側は約束しました。
今春闘は、昨年から取り組んでいる業界対策の成果を生かすこと。その上で労働組合が主導的な立場に立ち、市内協を始めとする各業者団体に働きかけ『大同団結』を促します。そして、①生コンの適正価格収受②業界秩序の取り戻し、③中小企業の経営安定、④継続要求である5桁の賃金引き上げと定年制度の延長、⑤各社での人員補充といった要求を実現させます。

くさりNO,730より

連帯ユニオン議員ネット