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第26回近畿地方本部定期大会
更なるSTEP UP を目指して 新委員長・書記長を選出して新体制確立
連帯労組近畿地方本部は9月27日、第26回定期大会を各界からの来賓を多数迎えて『生コン会館』で開催。1年の活動を振り返り、運動の到達点を確認すると共に、来期に向けて新たな活動方針を提案した。

近畿地方本部ではこの間、産業別政策運動と併せて一般産業の組織化と活性化、女性労働者の職場環境改善、09春闘での共同交渉による大幅賃上げ、セメント支部のバラ輸送の統一運賃と輸送の共同化、トラック支部のローリー職場の組織化などの取り組みを行ってきた。 第26回定期大会は、来賓を含め、組合員、オブザーバーなど125名が出席。大会に先立ち故川村賢市副委員長に黙祷を捧げた後、全員で『インターナショナル』を合唱。議長に2名を選出して議事を進行。大会成立を宣言後、戸田ひさよし執行委員長が主催者を代表して挨拶を行なった。 その後、来賓の挨拶、祝電祝辞披露を経て、各議案審議、質疑応答、会計報告、会計監査報告、来年度予算提案、役員改選と年間ストライキ権の確立などの投票を行い、各議案の決議と役員改選投票結果報告、旧役員退任の挨拶と感謝状・記念品の贈呈、新役員挨拶を行った。最後に全員で団結ガンバローを三唱して大会は閉会した。
戸田委員長

◆戸田ひさよし執行委員長挨拶
新体制に望むこと 
新しい政治状況のなかで大会を迎えたのは大変喜ばしい。今回の選挙は平和革命。今や我々は新政権の与党陣営である。しかし、民主党に対して我々が要求を出して突き上げていくことが大事。新内閣が発足したが、経済・社会・マスコミの実態はまだ変わってはいない。小泉・竹中路線の新自由主義体制を民衆の力で変えていく必要がある。 新政権与党として悪政を変えていく闘い、地域において労働者が新勢力を作っていく闘いをすべきだ。私は今期で委員長を退任させて頂くが、新しい陣営にこの様なことを望む。
世界で労働者や民衆の政治をつくるには確固たる労働運動が必要だ。連帯労組の運動は更なるステップアップを目指して欲しい。

退任役員に感謝状と記念品授与
 写真 右: 戸田ひさよし 前執行委員長
左: 垣沼陽輔 新執行委員長
所信表明    

垣沼陽輔

新執行委員長
垣沼陽輔

新執行委員長・垣沼陽輔
諸課題の実現にむけて
近畿地本の役割は、各支部の取り組む諸課題への相互支援と協力を円滑に進めて行き、地域で活動する中小労組との共闘を通じて闘う労働戦線を広げていくことなどです。
反戦・反核・平和運動では大阪平和人権センターや南大阪平和人権連帯会議に加盟して諸活動に取り組んできました。文科省の高校歴史教科書検定で「沖縄戦での『集団自決』」の記述が改ざんされた問題では、文科省へ5 万筆を超える「教科書検定意見の撤回を求める」署名を提出。その他、交通運輸産業の政策、中小共闘での大阪地域の中小労組が抱える諸問題の実現、国際連帯では、アジア各国・ロシアとの連帯と交流をすすめています。
このように近畿地方での労働運動や市民運動と連携して、諸課題の実現に向けてこれから一年間取り組む決意です。

表 みゆき

新書記長
表 みゆき

新書記長・表 みゆき
女性の視点で運動を
この度、『書記長』という大役をお受けすることになりました。 家族の為に10年以上前から生コン業界で働きだし、男性社会の中で無我夢中で仕事をしてきました。私は現在、生コン支部女性部で女性労働者の処遇改善の為に仲間と共に運動に取り組んでいます。 女性部が確立された後、07・08春闘要求として、各生コン工場に女性専用トイレ設置の要請に行き、成果を勝ち取ることが出来ました。同じ悩みを持つ女性労働者と運動に取り組んで行く中で、「権利」と「声をあげること」を学んだのです。これからも、〝仲間の皆さんに支えて頂きながら〟一生懸命頑張りますので宜しくお願いします。
連帯ユニオン議員ネット