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相談電話鳴り止まず ■深刻な世情を反映
昨年の年末年始に東京で行われた「年越し派遣村」に呼応する形で、関西5労組らでつくるNPO法人「非正規労働者のための協働センター」が、2月28日と3月1日の2日間にわたり「派遣切り相談村・関西」を生コン会館で開催。炊き出しを行った。

相談窓口にやってきた男性(35)は、「眼鏡メーカーの契約社員で働いてきたが、3月末で契約更新できないといわれた。相談員の話を聞いて、非正規労働者でも加入できる組合があると知った。」と話し、すぐに連帯労組関生支部に加入。「仕事を続けるために会社と交渉したい」と決意を表明していた。2日間で、電話が134件、面接が17件、計151件(男性65%女性35%)の相談が寄せられた。うち、7人がその場で労組に加入した。電話相談を担当した生コン支部役員は「雇用情勢は深刻。これは〝雇用災害〟と言って良い。99年の派遣法改悪が原因だ。セーフティネットが派遣法に明文化されていないことが大きな問題である。」と報告。

  


村長を務めた西山執行委員は「相談者の中には、年末に職を失ってまだ次の仕事が見つからないという人もいる。今後は各地域で支援の輪を広げていきたい」と話していた。

 

 

 

◇派遣切り相談村・関西 電話相談詳細(2月28日、3月1日)
①2月28日の相談件数 → 76件(うち、 6名は来者)
②3月 1日の相談件数 → 75件(うち、11名が来者)
③2日間にわたり取り組みを行った結果、合計151件の相談。
約95%以上が派遣(一般・登録)に関する相談でした。

『主な相談内容の内訳』※男性99名、女性34名(記入されていた分でカウント)
口雇止め・寮の追い出し、生活が出来ない(65件)
□雇用保険関係(14件)
  □解雇問題(12件)
  □生活保護申請(11件)
  □来者します(4件)
  □雇用不安(4件)  
  □職場環境改善(3件) 
□一方的条件変更(2件)
□退職金問題(2件) 
□職場内の労組へ相談(2件)
□契約の条件違い(2件)
□労災を使わない(1件)
□労働組合を紹介して欲しい(1件)      
□その他・仕事の紹介・住まいの提供・仕事はないですかなど(28件)


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