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NPOMOA(南大阪とアジアの平和友好のかけ橋)
第6回定期総会報告

 2008年7月31日、西区民センターでNPOMOA(南大阪とアジアの平和のかけ橋)の第6回定期総会を開催した。定期総会には、正会員71(個人53人、団体18団体)のうち委任もしくは書面決議が32名、出席者25名で総数57名が参加した。加来洋八郎代表理事が議長に就任しNPOを代表して、各組織・個人がNPOMOAの諸活動に積極的に参加されていることに敬意を表し、総会で一年間の活動報告と運動方針を確立することをお願いして挨拶を行った。

ベトナム

  竹下理事からこの一年間の活動報告を行った。そのなかで特定非営利事業のうち医療物資・福祉器具等の支援事業として「ベトナム枯葉剤被害者支援事業」を推進し、ベトナムホーチミン市ツーヅー病院、ベトナム赤十字社ホーチミン市支部、平和発展財団、ベトナム枯葉剤被害者協会への支援を行い、医療器具等購入資金などへの助成支援を実施した。
昨年9月4日には、ツーヅー病院のタン平和村課長一行を大阪に招き、にベトナム枯葉剤被害について西区民ホールで300人が参加して後援会を開催した。このなかで枯葉剤被害の問題と被害者支援協力を訴えた。
国際文化交流事業は、08年1月30日~2月4日まで、「ツーヅー病院や友好運動団体や枯葉剤被害者団体などとの交流を重ね交流先の団体等に訪問団の紹介を積極的に行い、枯葉剤被害者支援活動を強化する」方針を具体化した。この団には、加来代表理事はじめ医療関係者を中心に10名が参加した。また、ハノイ事務所を2005年3月開設し浅田副代表理事を通じてハノイ市での文化交流事業を通年で取り組んでいる。 その他事業として、「くらし・ふれあい・まちづくりフェスティバル」(07年10月20日・大阪城で開催)に参加した。
カンボジアの子どもたちへの物資支援事業では、07年12月に全日建連帯労組がアンコールワットマラソンに参加する際、カンボジアの子どもたちに文房具やスリッパを贈呈した。これ以外にも、ツーヅー病院から研修医として本年3月に日本へ派遣された2名の医師との歓送会を開催して親交を深めたことを報告。以上について満場一致で承認された。
続いて、07年度会計報告・監査報告も満場一致で承認し、08年度活動方針を提案した。
一つは、医療物資・福祉器具等支援事業として引き続きベトナム枯葉剤被害者支援事業に取り組むこと。また、ツーヅー病院平和村、ベトナム赤十字社ホーチミン市支部との交流事業を発展させること。
7月11日には、カンボジアの子どもたちへの物資支援事業に取り組み、カンボジアシェムリアップの小学生に文房具などを支援するため、文具メーカーへの協力要請を行い貨物船に載せてカンボジアまで搬送し現地の小学校に寄贈したこと。
10月4日に、ベトくんドクくん分離手術20周年事業がホーチミン市の統一会議場で開催されるので、代表団を派遣する。 また、09年3月頃にドク君が東京を訪問し、その後大阪にも来られるので歓迎会を開催するので、各参加団体にも協力を呼びかけることを提案。 これも満場一致で採択され、08年度予算案も承認された。
新役員体制は、代表理事に大野進(南大阪平和人権連帯会議議長・全港湾大阪支部)、副代表理事に浅田旭彦(ベトナムハノイ市事務所長)、垣沼陽輔(全日建近畿地本書記長)、理事に6名、監事2名が選出され承認された。これまで代表理事を務められた加来洋八郎氏は「顧問」として就任していただき、今後の法人活動に協力をいただくことも合わせて承認した。

                                                           以 上

                   NPOMOA副代表理事
連帯ユニオン近畿地方本部
書記長 垣沼陽輔

 

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