出版記念講演会 rentai-union

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座して死を待つか、起って闘うか。関西生コン労働者の139日間のストライキを闘い抜いた記録

７月１２日、東京田町交通ビルにて『なぜ富と貧困は広がるのか』７・１２出版記念講演会が開催された。主催者団体でもある全国一般東京東部労組の菅野書記長の司会で始まり、開会にあたり全日建連帯労組の小谷野書記長の挨拶があった。小谷野書記長は、２００５年からこの本を出版するにあたりいろいろと協議を積み重ね、労働者の役割と道筋をしめすための本であることを冒頭に述べた。また、この本は職場の仲間どおしで議論を深めていただくこと、又、学生は自分達の将来にこの本を活用していただきたいとの挨拶でスタートした。
著者の後藤道夫氏（都留文化大教授）と木下武男氏（昭和女子大教授）からは私達労働組合からの要望を若者向けに執筆していただき、この本の読み方などポイントを講演会にて説明をしてもらいました。その後、この本の出版に携わったメンバーや各界の著名人からのリレートークもおこない。この本を利用し今の時代に相応しい学習活動を活発にひろげてほしいという共通の願いを発言しあいました。
リレートーク参加者は
高柳新氏（全日本民医連名誉会長）・松原明氏（ビデオプレス代表）・中村猛氏（日韓民主労働者連帯）・今野晴貴氏（NPO法人ＰＯＳＳＥ代表）・伊藤彰信氏（全港湾書記長）・遠藤一郎氏（全国一般全国協書記長）・須田光照氏（東京東部労組書記次長）・高英男氏（全日建関西地区生コン支部副委員長）・岡本厚氏（「世界」編集長）・石川源嗣氏（NPO法人労働相談センター所長）です。