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5・15平和行進レポート

鉢巻き
参加メンバー連帯ユニオンの参加メンバー
5月16日から18日にかけて【第31回5.15平和行進】が行われた。72年5月15日に沖縄が本土復帰して36年が経過。78年から毎年5月15日前後に平和行進が行われ、今回が31回目となる。
初日行進
那覇市役所を出発
今年は、沖縄本島3コースに加えて宮古島や石垣島でも平和行進が行われた。本島は南コース、西コース、南コースの3つのコース。 三単産(全港湾・全国一般全国協・全日建連帯)の団としての参加は今回で7回目。参加者の内訳は、全港湾59名、全国一般全国協16名、連帯労14名の総勢89名。本島南コースを行進した。
隊列長い隊列が
一気に交差点を渡る
 
行進1日日は、那覇市役所からひめゆりの塔までの20.5キロ。2日目は、糸満市の平和記念公園から南風原町運動競技場までの16.7キロ。3日目は、浦添市役所から宜野湾海浜公園までの9.9キロ。全行程の合計距離は47.1キロと3コース中最長。激戦だった本島南部を巡るコースで戦跡が多く残る。 3日間の行進中、始終右翼団体の妨害に見舞われながらも、毅然として行進を貫徹。最終日に宜野湾海浜公園に入場する際に右翼団体の街宣車に阻まれ、一発触発の場面もあった。
行進途中、沿道からは心強い声援も受けた。疲れも癒され大きな励みとなった。小学校の側を通過する際、子供たちの元気な声援を受けたり、沿道に激励の横断幕が掲げられたり、また家から出てきて差し入れをくれる人もいた。一番印象的だったのが、行進団に向かって隊列が通り過ぎるまで深々と礼をし続ける老婆の姿があった。特に年配の方々の声援が多く、悲惨な戦争を体験されてきた人々の切実な思いが伝わってくる。
応援
県民大会
県民大会会場
最終ゴール地点の宜野湾海浜公園野外音楽堂では、沖縄県平和運動センター主催の県民大会が行われ、4000名が結集して大成功をおさめた。
エイサー
最終日
子供たちのエイサーで激励を受け出発
今回の平和行進には、隊列に参加した人は県内外合わせて6500名、食事や給水などの行進をサポートしてくれた人は500名、合計7000名が参加した。年々、その数は増えている。来年も三単産で100名を超える行進団を送り込むことを確認しあった。


3日間の日程を終え宿舎に戻った三単産(全港湾・全国一般全国協・全日建連帯)は解団式の席上、【教科書検定修正指示の全面撤回を求める決議】を全会一致で採択。三単産代表が文科省に決議文を5月28日に山内徳信氏(参議院議員・元沖縄県読谷村長)同行で提出要請した。

>>決議文

【通信】トラック支部・共筆



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