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ワシン闘争が全面勝利解決


   この度、昨年3月31日に勃発したワシンレミコン社との労使紛争が、11ヵ月間の闘争を経て会社側が組合の主張を全面的に認める形で解決した。
この労使紛争の発端は、昨年3月末にワシンレミコン社が組合との労使協定(事前協議合意約款)を無視し組合員を職場から追放するという卑劣な「組合つぶし」を強行してきたことから労使紛争が勃発。組合側は、そのようなワシンレミコン社の反社会的な姿勢に対し、労働委員会闘争、裁判闘争、現地闘争などの闘争をねばり強く展開。その結果、今年の3月に社長に改めて組合員の雇用責任を認めさせた。
そして最終的には、会社側が自らの非を認めた上で、労使紛争を終結させ、組合員の雇用を確保する目的でワシンレミコン社の工場設備の全てを組合が管理することに合意。ワシンレミコン社での労使紛争が組合側の全面勝利解決で終結した。
【通信】 N執行委員



■ 分会長
最初は正直、不安感で一杯でしたが、毎日、各ブロックの組合員の方々が支援にきてくれる姿をみて、仲間の団結と支部の組織力を実感。大変励まされました。そして「この闘争は絶対に勝利する」という確信と「一歩も引かないぞ」という決意を固めることができ、この11ヵ月におよぶ闘争を闘い抜くことができました。この闘争を通じて「仲間との絆」を身にしみるほど感じれたこと。現地闘争、労働委員会闘争、裁判闘争などの貴重な体験を経験させて頂きました。今後のこの経験をバネにブロックでの活動を頑張る決意です。皆さん、本当に11ヵ月におよぶご支援、有難うございました。

■ 分会組合員
ご支援に駆けつけてくれた仲間の皆さんが「この闘争は必ず勝利する。そやから頑張れ」などと励ましてくれました。「皆は一人のために。一人は皆のために」という言葉を実感しております。闘争途中、体調を崩し皆さんと闘えたのは僅かでしたが、同じ目的のために時間を共有できたことは私の大きな財産となりました。
今後は、微力ですが運動でお返しをしたいと思っています。

生コン支部・機関紙「くさり」出典 



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