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沖縄戦教科書検定問題

関生支部市内ブロックが大阪市議会議員89名に公開質問

 文部科学省は、今回の教科書検定で沖縄戦の歴史を変える=日本軍は住民を守るどころか死に追いやったという事実を消し去ろうとしています。重い口を開いた沖縄戦の証言者をウソつきにしようとしています。教科書は子どもたちに真実を伝える重要な役割があります。だからこそ、沖縄戦を正しく伝えるとともに、悲惨な戦争を再び起こさないようにしなければなりません。今回の教科書検定の問題は、単に沖縄の問題ではなく私たち一人一人の問題であり、全国民の問題です。
市内ブロックは、組合員の住む行政に働きかけをする、首長や議会、教育委員会に請願することで、地域から「検定意見はおかしい」という声をあげていく方針を立てました。請願する権利は、憲法第16条で認められた権利です。「主人公の住民」が、行政にものをいい、行政を動かす。それも、地域の運動団体と連携した取り組みを追求していきます。
手始めに、国に意見書がだせる市議会、その構成員である市会議員の関心度を調べました。ちなみに、大阪市には会派別に自民党・市民クラブ33名、公明党20名、民主党・市民連合19名、共産党16名、自民クラブ1名の89名の市会議員がいます。
2007年12月26日に公開質問をし、回答期限を1月7日としました。回答してくれた議員は6名(いずれも民主党・市民連合の議員)、ほかの議員からは回答がありませんでした。ちなみに、この公開質問についての問い合わせは一切なし、1月9日に再度回答を求めましたが、回答はありませんでした。
これら一連のことから市会議員の問題意識を推して測るべし、と受け止めています。
多忙の折、ご回答いただいた議員各位に感謝申し上げます。

 公開質問状 寄せられた回答(グラフ統計)


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