連帯ユニオン議員ネット第18回大会

力を合わせて世の中を変える

2月3日、ユニオン会館で連帯議員ネット第18回大会が開催された。志を一つにする議員が一堂に集まり大会は大いに盛り上がった。

第1部では、この一年間の活動報告、会計決算報告を満場一致で確認。23年度役員体制は代表・戸田ひさよし、副代表・木村真(豊中市議)・中西とも子(箕面市議)各氏が再選された。「戦争準備の軍拡大増税と原発再稼働の岸田政権打倒!反共カルトの統一教会や参政党粉砕!大阪カジノ阻止と維新政治打倒!を高く掲げて統一地方選に勝利する特別決議」を採択した。

産別運動認めない国家の攻撃が弾圧

関生支部湯川委員長が登壇し「23春闘と産別運動」と題した記念講演。
「日本では憲法28条に明記された労働組合の団結権、団交権、団体行動権が無視されている。他国では産業別労働組合運動が当たり前だが日本では社会的に認知されていない。労働組合活動を、企業内に押し込みそれ以外は認めようとしない。この間、勝ち取った労働諸条件は、産業別労働運動の成果だ。しかし、18年から始まった大弾圧は、この運動を真っ向から否定し、解決して4年以上経た問題を事件に仕立て上げ組合員を逮捕するありえない弾圧。労使が協力し設立した大阪広域生コン協組を一部の経営者が牛耳り労組弾圧を続けている。私たちは、産別運動を基礎にして生コン業界の再建に取り組む」。最後に「岸田政権は、経済界に物価高騰に対応した賃上げを要請。呼応するようにユニクロが能力のある社員に10万円の賃上げ実施する一方で能力のない社員は据え置くと表明。企業内でも賃金格差が拡大する構造に。低賃金であえぐ労働者が多数いることを考えてほしい」と締めくくった。

労組と議員が連携社会変える闘いを

第2部では、①マイナンバーカードの実質義務化問題について、②鹿児島県馬毛島軍事基地化の現状報告、③高槻生コン工場解体による環境破壊と高槻市議会での質問について④ゼネラル支部の活動報告、⑤ 統一教会と行政との関係断絶の闘いで茨木市での取り組みについてなどが報告され、到達点を確認しあった。


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ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの?(労働組合なのに…)

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