「尼崎事故弾劾!外注化・非正規化粉砕!反合理化・運転保安確立!4・24尼崎事故弾劾集会」が4月24日、JR尼崎駅北口広場で開催され、会場には、100人を超える闘う労働者が結集した。
事故を繰り返さない
動労西日本・原田執行委員が「尼崎事故を二度と起こしてはならない。労働者が安全に働ける職場づくりの闘いを」と開会を宣言。
港合同・中村委員長は「人命軽視のJR民営化攻撃に、原則で挑もう。労働組合の武器は、組織拡大だ。人間らしく生きる社会づくりを目指して闘おう」と主催者挨拶を行った。
関生支部・武谷書記次長は、「市場原理主義を進めるJR。労働者や地域住民のための鉄道を取り戻す行動に打って出よう」と訴えた。
動労西日本・山田書記長からは、「動労西日本は4・18ストライキを打ち抜いた。尼崎事故の責任を認めないJRを糾弾する」などの基調報告があった。
解雇撤回へ結集を
JR現場で闘う仲間の発言。動労千葉・渡辺書記長は「動労千葉は3月、ストライキを貫徹した。1047名解雇撤回闘争もあと一歩だ。この情勢で開催される11月労働者集会に結集を」と労働者の決起を呼びかけ、動労西日本・大江委員長は「尼崎事故を風化させない。JR西日本は800人の合理化を行い、ローカル線は閉鎖・廃止の方針だ。鉄道の安全確保に保安闘争を継続する」と決意を語った。
動労総連合九州・羽廣さんは「JRの安全よりも利益優先の政策に、労働組合が弱体化した。闘う労働組合をつくり反撃しよう」と訴え、JR西日本メンテック・遠坂書記は「JR西日本メンテック闘争は、労働委員会の命令待ちである。正規と非正規ともに労働者が団結して闘おう」と闘いの意思表明をした。
改憲を阻止し国鉄闘争勝利
結集した仲間からは、日教組奈良市、大阪市職、関西合同労組、八尾北医療センター労組、高槻医療福祉労組、全学連の各代表者が、現場の闘争報告と戦争・改憲を阻止し、国鉄闘争の勝利めざして共に闘う決意が表明された。
職場・地域で団結
港合同・木下執行委員は「多くの命が奪われたことに労働組合が責任をとる位置づけで闘おう。ウクライナ戦争を世界戦争、核戦争に発展させず阻止することが労働組合に問われている。職場、地域で団結し労働組合の行動を決起しよう」と集会まとめを行った。
集会後の100人を超すデモ行進は、尼崎市民やJRの職員らから大きな注目を浴びた。
TEL 06-6583-5549
FAX 06-6583-5534
Email
web@rentai-union.com