11月28日、「東アジアでの日米『ミサイル防衛』体制の強化反対!辺野古新基地建設阻止!とめよう日本の軍拡・戦争準備!米軍Xバンドレーダー基地の撤去へ!11・28京都集会」が京都府部落解放センターで米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会の呼びかけで開催された。
米中の緊張利用し戦争政策を進める
先日の宮古島へのミサイル・弾薬搬入の強行をはじめ、東アジアにおける日米の「ミサイル防衛」(MD)体制の構築・強化に向けた動きが進んでいる。その一環としての京丹後の米軍Xバンドレーダー基地もまた、強化・要塞化が進んでいる。
米国による対中対決が強まるなかで、東アジアの情勢はますます緊迫を強めている。その一部としてフィリピンや台湾から、琉球弧を経て日本列島に至る「第一列島線」に沿ったミサイル基地・レーダー基地の建設・強化が米日の「ミサイル防衛」体制の増強として進められている。宮古島や石垣島などで進行中の自衛隊のミサイル基地の建設や京丹後の米軍Xバンドレーダー基地もその一角を構成している。
日本政府は東アジアでの軍事態勢の強化を図る米国の動きに積極的に結びつき、軍備増強と自衛隊の海外派兵体制の強化、憲法改悪に向けた動きを進めている。コロナ禍のなかでも辺野古新基地建設海-面埋め立てを強行し、米軍や欧州軍との合同軍事演習を繰り返しながら、「敵基地攻撃能力」の保有に向けた動きを強めている。
これは地域の軍事緊張を高め、東アジアの平和実現に明らかに対立するものである。
京丹後では、二期工事の完了(今年5月)や「基地警護訓練」と称する米軍と自衛隊の合同軍事演習の強化によって、米軍Xバンドレーダー基地の強化・要塞化と日米軍事一体化がますます強められようとしている。
このような状況のなかで、開催された京都集会は、右翼の妨害もはねのけ、沖縄や各地の人々の闘いに連帯し、京丹後の米軍Xバンドレーダー基地を含む東アジアでの日米「ミサイル防衛」体制の強化、および辺野古新基地建設と日本の軍拡・戦争準備に反対して、東アジアの平和実現を目指し、成功させた。
集会では、連帯アピールで老朽原発を動かすな実行委員会のアピール。そして、関生支部の取り組みのアピールなど多くの戦線の挨拶もあり、京都市内のデモを行い京都集会を終えた。
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