Movie Iwj YouTubeより

老朽化原発このまま廃炉!大集会inおおさか
共存できない老朽原発はいらない

12月5日、老朽原発このまま廃炉大集会が靱公園で開催。本集会は10月23日(美浜原発3号機が停止された日)から12月4日を「老朽原発このまま廃炉!キャンペーン」として老朽原発廃炉に向け「やれることは全てやる」とした実行委員会の今年最後の集大成である。


福島原発事故から10年を超えた今でも避難者の多くは故郷を失い、苦難の生活を余儀なくされている。原発が老朽化すれば危険度が増すことは世界中で認識されている事実である。しかし、関西電力は運転開始から45年にもなろうとする老朽原発(美浜3号機)を10月にはテロ対策施設の設置工事の遅れから停止することがわかっていながら6月に実績づくりのため再稼働させた。それよりも古い高浜1、2号機は当面の間再稼働を断念している。
このまま廃炉になる可能性もあり、全原発の廃炉に向け大きく好転する兆しである。

近畿一円の団体が結集してアピール

集会の前段では川口真由美さんなどによるオープニングライブが行われた。
集会は主催者である老朽原発を動かすな!実行委員会のあいさつから始まり、井戸謙一弁護士の「美浜3号機運転差し止め仮処分裁判をめぐって」や「名古屋地裁の老朽原発廃炉控訴」など現状の裁判状況や全国から結集した市民団体・労働組合から各地で行われている運動の報告がおこなわれた。

老朽化した原発、廃炉を訴える

最後に「福島原発事故は原発が重大事故を起こせば人々の生活を根底から奪い去ることを私たちは大きな犠牲の上に学んだ。それでも関西電力と政府は運転開始45年を超える危険な老朽原発の運転を画策している。老朽原発廃炉・原発全廃を訴える」と実行委員会の木原壯林さんの「集会アピール」の提案がされ、満場一致で採択し集会は成功裏農地に幕を閉じた。

安心安全な社会を実現

デモ行進は「脱原発・老朽原発廃炉」を多くの行きかう人々に声高らかに訴えながら靱公園から難波までの行程を整然と行進した。
原発と人間は共存できない。この集会を突破口として、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現するために、共に団結し運動を前進させていかなければならない。

実行委員会の木原壯林氏

 

実行委員会の木原壯林氏
安心安全な社会を実現

  

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