2月5日、学働館で連帯ユニオン議員ネット第16回大会が開催された。 コロナ緊急事態宣言下で多くの人が参加を断念せざるを得なかったが、十分な感染拡大防止対策を行い、40名超が結集した。
議員・市民運動との共闘を広げよう
第一部。来賓として参加した社民党の大椿ゆうこ氏は議員ネットへの入会を表明。また、同じく、来賓のれいわ新選組・大石あきこ氏は関生支部の闘いへの支持を表明するとともに自身が進めている反維新の取り組みについて報告した。
その後、4本の特別決議を採択(①連帯労組不当弾圧への反転攻勢決議、②馬毛島海上ボーリング調査の即時中止・自衛隊馬毛島基地(仮称)建設および米軍空母艦載機離着陸訓練移転計画並びに南西諸島における軍事拡大阻止の決議、③福井県の老朽原発再稼働の中止および原発全廃炉を求める決議、④「F住建*と大阪府警豊中南署が結託し、当ネット会員・木村まこと豊中市議への弾圧を策動」に抗議する決議)。
さらに、関生支部・武委員長が3年ぶりに記念講演を行った。このなかで武委員長は「不当勾留されているなかでも人々を感化し、自らを鍛える不屈さ」「関生支部の運動の核心」を熱く語った。
第二部の「報告と意見交換」では、市民運動家・自治体議員6人が報告し、その後、議論が行われた。
反ヘイトの闘士である伊藤大介氏は自らも被害を受けたヘイト犯罪について報告。木原莊林(そうりん)氏は「原発再稼働阻止運動の現状と展望」を、木村まこと豊中市議は「森友問題の現状と展望」を、ゼネラル支部執行委員は「欧州での労組経験と十三市民病院分会の闘い」を、大石あきこ氏は「大阪市廃止賛否住民投票」闘争の経過と現状を、中西とも子箕面市議は「維新市長になって」を、それぞれ報告。その後の意見交換では、主に、「維新の会」とどう闘っていくかをテーマに討論が展開された。
関生支部と各地の議員・各方面の運動との共闘の拡大を確認し、大会は成功裏に幕を閉じた。
【 投稿/議員ネット代表・ 戸田ひさよし】
* 一部仮名にしています
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