本集会・デモは、大阪都構想が20年11月の住民投票で明確に否決されたにもかかわらず、松井市長・吉村知事ら大阪維新の会が画策する「総合区」「広域行政一元化条例」に反対し、その策謀を粉砕するために取り組まれました。
集会は、関西労組交流センター代表・深町さんの司会で始まり、改憲・戦争阻止!大行進関西代表・中村さんの「行政をもてあそぶ行為に怒りを感じている。総合区・広域行政一元化条例の撤回に向けて闘おう」とのメッセージが読み上げられました。
大行進関西・代表代行の木下さんは「労働組合を中心に、地域と団結して闘い抜こう」と呼びかけました。
大行進・大阪市の赤田さんから、基調報告として「反転攻勢の始まりだ。『総合区』『広域行政一元化条例』は道州制・改憲と一体。都構想を阻止した団結力で社会変革を勝ち取ろう」などと提起がありました。
命と生活を守る為、自公・維新打倒を
特別報告では、関西地区生コン支部の武谷さんが、日頃の関生支部弾圧への支援のお礼と闘争報告のあと「科料、罰金、懲役刑などで私権を侵害し、差別を助長する特措法・感染症法の改定を許してはいけない。この動きは改憲につなげようという狙いがある。コロナ対策の無策を棚に上げ、労働者や中小零細事業者に犠牲を強いる菅政権・維新の会を打倒する行動を展開しよう」と訴えました。
大阪市教組、日教組奈良、八尾北医療労組、高槻医療福祉労組、婦人民主クラブ、京大生など、各代表者から現場の闘争報告と今後の方針などについて発言がありました。
その後、飛び入り参加の「都構想パンフレットの公金支出を許さない会」の代表者から「都構想パンフの公金支出は違法であり、住民監査請求を起こした」との報告とカンパの要請がありました。
賑やかにデモ行進 & 裁決強行許さない
大阪市役所から出発したデモ隊は、「『総合区』『広域行政一元化条例』ストップ!」と書かれた横断幕を先頭に、のぼりや旗を立て、太鼓などの楽器も使ってにぎやかに西梅田公園まで行進。参加者全員の「団結がんばろう!」でこの日の取り組みを終えました。
2月3日から始まっている大阪市議会での「総合区」「広域行政一元化条例」の採決強行を許さず、この策謀を粉砕しましょう。
TEL
FAX 06-6583-5534
Email
web@rentai-union.com