近畿地本第38回定期大会 開催

関生太鼓

9月26日、近畿地本第38回定期大会を学働館・関生4階ホールで開催した。緊急事態宣言下ということもあり、参加者を代議員に限定し、コロナ対策に十分配慮をしたうえでの大会となった。冒頭、福嶋副委員長の発声で「インターナショナル」を代議員全員で合唱し開会。司会の色見副委員長が大会議長ならびに大会諸役員の選出について提案。議長に2名が選任され、代議員の拍手で承認された。 資格審査委員長より資格審査報告があり、役員14名全員の出席と招集代議員30名中、出席24名、委任6名で大会が成立していることを宣言した。

自公政権を打倒し政治変革を求める

主催者を代表して垣沼委員長から「菅首相は9月3日記者会見で、次の自民党総裁選挙に出馬しないことを表明し、菅政権の退陣が確定した。当初は、自民党役員人事を行ったうえで総裁選に臨み、衆議院選挙に打って出る算段をしていたが、横浜市長選で国会議員を辞して選挙に立候補した小此木氏が落選したことで、『菅首相ではたたかえない』という声が大きくなったことが最終的に引き金となった。日本学術会議の任命拒否問題やコロナ感染が爆発的に拡大し緊急事態宣言を発出しているなかで多くの人々が『開催反対』の声を上げていたにもかかわらず、東京オリンピック・パラリンピックを強行開催し、首都圏だけでなく地方にもコロナ感染を拡大させた罪は重い」と痛烈に批判。「目前に迫る衆議院総選挙で自公政権を打倒し、民衆の声が届く政治に変革しなければならない」と力強い挨拶があった。
その後、連帯労組と共闘する多くの労働組合や市民団体、政党などからのメッセージが紹介された。

代議員全員で決議
運動の前進を誓う

休憩の後、運動総括や運動方針などを西山書記長が提案、満場一致で承認された。質疑応答のなかでは、関西ゼネラル支部の代議員から、今期の組織拡大に全力を尽くす旨の決意表明があった。
その後、会計報告、会計監査報告や予算案などが承認された。役員選挙などが行われ、提案通り、確立・信任された。
今大会で退任する杉原執行委員から退任の挨拶を受けたのち、垣沼委員長より感謝状が手渡され、参加者全員が拍手で労をねぎらった。
その後、諸決議が読み上げて提案され、いずれも代議員の承認を受け可決、成立した。

議長降壇の後、広瀬副委員長の閉会挨拶、垣沼委員長の団結ガンバローで大会は終了した。


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