辺野古入札【官製談合の疑い】

名護市辺野古埋め立て工事に使われている岩ズリ(埋め立て用土砂)の価格が、沖縄平和市民連絡会メンバーで土木技師の北上田毅さんが情報公開請求により入手した資料で判明した。  価格は5千730円(1立方メートルあたり)。護岸埋め立て用の土砂の約3倍の値段である。2017年11月に防衛局が業者に依頼する前の設計書に書かれてある金額と偶然にも全く同じである。  

13社中12社が辞退
また、昨年、防衛局がまとめた価格調査結果によると、13社に見積もりを依頼したが回答があったのがたった一社だった。常識的に考えると12社が一斉に辞退するのはありえないことである。事前に価格を決めて、事業者に見積もりを出させているとしか考えられない。 防衛局は過去にも、海上警備を業務の特殊性を主張する警備会社の〝言い値〟で契約し、警備員の人数を水増しするなど、業者の過大な請求を鵜呑みにして支払っていた。そんな警備会社が指名停止にもなっていない。 私たち国民の税金で賄われている公共工事で、透明性・公平性が問われるような事態があるとしたら言語道断だ。決して見過ごしてはならない。


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