６月２３日、大阪市西区の新町北公園で「G２０大阪NO!集会・デモ」が行われた。公園の周りには、参加者約２００人に対して、「多すぎるのでは？」と驚くほど公安や警備課であろう警察官が配備され、異様な雰囲気のなか集会はスタートした。

「G２０大阪NO!集会・デモ」に対して圧力
本来集会に参加予定であったAWC韓国委員会のイ・キョンジャさんは、日本政府の不当な入国拒否で強制追放された。その入国拒否理由がなんと「旅行日程が具体的に証明できないから」だという。そのような理由で入国拒否がまかり通るなら、短期滞在の自由旅行者はほとんど入国できない。それどころか、空港入管はSNSアカウントから活動記録などを取って「G２０反対デモに参加するのか？」と問い、前もって情報を集めていた。これは明白な政治弾圧であり人権蹂躙（じゅうりん）だ。戦争に反対し平和を守ろうとする日韓の労働者・民衆に対する敵対行為であり絶対に許されない。
集会では、多くの団体が関生支部にかけられた弾圧に怒りの声を上げてくださり、執行委員が、経緯や報告をした。また、ドイツの海外メディアのインタビューに応じ、この異常な関生支部に対する弾圧の実態を伝えることもできた。