9月14日、15日の2日間、「部落解放大阪青年共闘会議2019年度合宿イン三重」に参加しました。参加メンバーは全日建、自治労、JP労組、情報労連、解放同盟、大阪教組の計28名でした。
現在も残る部落差別に地域全体で取り組む
初日は「いがまち人権センター(柘植町前川地区)」に集合し、議長の開会挨拶で合宿が始まりました。
講師の方は、高校時代、被差別部落出身ということを隠していたそうです。被差別部落出身ということで結婚を反対されたことなど、自身の経験や部落(前川地区)の成り立ちなど様々な話をしてくれました。
フィールドワークで部落の成り立ち学ぶ
講演のあとはフィールドワークをしました。大阪の部落と違い、前川地区は範囲がかなり広かったのが印象に残っています。
フィールドワークのあとは「いがまち人権センター」に戻り、職員の方から人権センターとしてどういう活動をしているか説明を受けました。小学生、中学生、高校生、父母、老人と分け、その年代にあった同和地区問題の学習をはじめ色々な取り組みを行っているとのことでした。地区全体で問題に取り組んでいるのがすごいと思いました。
講師や職員の方の話を聞き、フィールドワークをして大変勉強になりましたし、直接現地に行かないと分からないことが多いと実感しました。
組織を超えた交流で「学ぶ楽しさ」を経験
翌日はグループごとに前日学んだことを話し合い、意見をまとめて発表しました。
5つのグループが発表。似ている発表もあれば全然捉え方の違う発表もあり、同じことを学んだはずなのに面白いなと思いました。
最後に総括の話があり、集合写真を撮って合宿は終了しました。
私自身は初めて合宿に参加したということもあり不安もありましたが、みなさんが優しく接してくれ、また、同年代ということもあり、楽しく様々な経験ができた合宿でした。今回学んだことを少しでも伝えていけたらなと思います。
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