今年の3月1日は、日本からの独立を求め朝鮮半島全土で人々が立ち上がった3・1独立運動から100周年を迎えます。私たちにとっては、植民地支配という不幸な歴史を直視し、東アジアの人々との平和な関係を問い直す日でもあります。
●朝鮮半島の平和への動きと日本の役割
1945年、朝鮮では日本の敗戦により植民地から解放されたものの、冷戦構造により南北分断がもたらされました。
そして1950年に朝鮮戦争が勃発、1953年に停戦協定が締結されましたが、現在に至るも朝鮮戦争の終結はなされていません。これこそが朝鮮半島の「危機」の根源です。しかし、昨年の南北首脳による4・27板門店宣言と、史上初の米朝首脳会談は、朝鮮戦争の終結と朝鮮半島の平和体制と非核化へ向かう歴史的転換をもたらしました。これらの流れを確かなものにしていく必要があります。
これに対して安倍政権は、自らは米国の核軍事戦略に追随し、イージス・アショアの陸上配備を推し進めながら、朝鮮への「経済制裁と圧力」を続け、南北の平和統一の流れに逆行する政策をとっています。また、韓国大法院(最高裁)の判決に対しても、被害者個人の請求権をも否定する見解を繰り返しています。日帝時代の植民地支配の真摯な反省なしに、アジア諸国との友好的な国際関係が実現するはずがありません。
●朝鮮戦争の終結、東アジアの平和実現、2・23集会に結集を!
私たち2・23集会実行委員会は「3・1独立運動100年」を契機に「コリアインターナショナルピースフォーラム(KIPF)」の代表を招き、日韓連帯集会を開催します。多くの皆さんの参加を呼びかけます。
日時:2月23日(土)午後5時30分受付 午後6時開会 場所:エルおおさか南館5Fホール (京阪・地下鉄天満橋駅下車徒歩7分) 内容:映像資料「ドキュメンタリー 3・1独立運動」 講演「板門店宣言時代の朝鮮半島、平和・統一運動の方向と課題」 講師:リュウ・ギョンワンさん KIPF(コリアインターナショナル ピースフォーラム)運営委員長 リレートーク 朝鮮学校・徴用工・「慰安婦」問題 |
パンフレット PDF
主催:「3・1独立運動100周年・朝鮮戦争の終結と東アジアの恒久平和の実現を目指す2・23大阪集会」実行委員会
問合せ:TEL06-6583-5549(全日建連帯労組近畿地方本部)
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