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連帯ユニオン

他人の痛みは我が痛みの精神で、労働運動に取り組んでいます。 働く人々の労働条件の向上を目指して、日々活動しています。

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第2回青年共闘フィールドワーク

被差別部落の歴史と文化を学ぶ
7月21日、第2回青年共闘フィールドワークが、貝塚ひと・ふれあいセンターで開催され、自治労・解放同盟・大阪教組・情報労連・全港湾・全日建から約30名が参加し、被差別部落の歴史や文化などを学びました。

開会にあたり、明石議長が「私の地元でもある貝塚について、しっかりと学習してほしい」と激励の挨拶がありました。
学習会の講師は貝塚支部の岡本栄治書記長。はじめに貝塚の成り立ちや第二次世界大戦時の貝塚空襲、部落解放同盟貝塚支部の結成と今までの取り組みについて講義を受けました。
その後、フィールドワークへ出発。貝塚支部岡本書記長と南野副支部長に案内していただき、当日は35度を超える猛暑のなか、フィールドワークがスタートしました。

年間百頭以上の牛を飼育から精肉までに
映画「ある精肉店のはなし」の舞台となった、貝塚屠場のあった場所には獣魂碑がありました。かつては年間百頭以上の牛を扱っていましたが、村で牛を飼育から屠畜、精肉まで一貫して行う家が年々減り、施設の老朽化問題もあり、2012年3月に閉鎖が決まったそうです。

ある精肉店のはなし

部落問題をテーマにしたドキュメンタリー映画。貝塚市の牛を育て、解体し、その肉を売るまですべてを行っていた精肉店が舞台。大切に育ててきた牛を家庭の食卓へ送り出す家族の思いや、この仕事への偏見と向き合ってきた一家の歴史を伝える。

映画に出演していた人に出会う

続いて、青少年の交流と心の居場所を目的とした「ハート交流館」、高齢者の生きがい事業で三味線教室やカラオケなど様々な取り組みを実施している「やすらぎ老人福祉センター」を見学。

集合場所へ戻る道中に太鼓をたたく音が聞こえてきました。
太鼓の音のする場所へ行くと、北出昭さんが数人の仲間と太鼓の革を叩いてのばしている所でした。まるで太鼓を演奏しているようにリズムにのって、太鼓の周りを3人でグルグルと回りながら作業をしていました。北出さんには緊急スペシャルゲストでお話を聞くことができ、「『 ある精肉店のはなし』に出演していた北出昭さんです」と紹介されると参加者は驚いていました。
その後、ひと・ふれあいセンターに戻り、岡本書記長がまとめを行い、小西副議長が閉会挨拶を行い、第2回青年共闘フィールドワークを終えました。

円光寺(貝塚市)  貝塚空襲(1945年)により鐘楼の軒先きに、焦げ後が残り当時の猛火を今に伝えている。

    

現地で学んだことをフィードバックする
フィールドワーク終了後に二色浜公園でバーベキューを行い、参加者との交流を深めました。炎天下のバーベキューは全員汗まみれになっていましたが、楽しく過ごせました。
現地学習会、フィールドワークに参加して、学ぶだけではなく、ちゃんとフィードバックできるよう、今後も差別問題について日常生活のなかでも継続的に考え続けて「自分ごと」にしていきたいと思います。
講師の貝塚支部の岡本栄治書記長はじめ、スタッフの方々、非常に分かりやすい学習会、ありがとうございました。


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