日韓平和連帯キャラバン
日韓の民衆が立ち上がり連帯
2017年8月12日から16日まで、韓国にキャラバン隊として訪韓した。今回は、ソウルで開催される8・15平和統一集会に参加し、沖縄の問題を共有すること、そして、東アジアの真の平和を求め各地の仲間と連帯するための訪韓である。
12日の晩、下関港をフェリーで出発。13日の朝、釜山に入港してはじまったキャラバン隊は、一路、木浦新港へ約450キロの道のりを、カーナビのおかげで無事到着。ここは、2014年4月16日の大型旅客船「セウォル号」が珍島沖海上で転覆・沈没して、今年、引き上げられた。事故の犠牲者を追悼する場所である。新自由主義が引き起こしたこの事故は風化させてはならない。
その後、昨年同様、全州市まで行き、民主労総全北本部のメンバーと再会。翌日からは、ソウルでの行動で日韓平和連帯の飛行機部隊と合流して平和統一集会などに参加した。飛行機部隊報告は「こちら」へ
◆沖縄の問題を報告
14日から15日にかけてソウルで開催される8・15平和統一集会に日本代表団として参加した。そこで、日本で弾圧されている沖縄問題を共有化し東アジアの真の平和を求めるためのキャラバンとして報告を行った。
◆渋滞で集会断念!
16日早朝ソウルを出発したキャラバン隊は、チョンテイル像のある平和市場前を見学し、サード配備問題で住民が反対している星州(ソンジュ)にキャラバン号を走らせた。
星州では、今年6月4日に京丹後で行われたXバンドレーダー基地反対闘争に来ていた仲間が、14時から集会も準備してくれていたが、高速道路の工事で渋滞が続き参加を断念。そのまま釜山港へ向かった。乗船手続き時間を2時間もオーバーしてのギリギリの乗船だった。
米軍のアジア侵略対策を阻止する闘いは文字通り、日韓の民衆が連帯して進めなくてはならない。