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連帯ユニオン

他人の痛みは我が痛みの精神で、労働運動に取り組んでいます。 働く人々の労働条件の向上を目指して、日々活動しています。

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日朝友好なにわのつばさ訪朝団

MAY 16th, 2017

騒いでいるのは日本だけだった
4月28日から5月4日まで大阪日朝友好代表団「なにわの翼2017」に参加しました。私が持つ共和国のイメージは、マスコミによって作られたイメージと、現在の日本・アメリカ・韓国対共和国の情勢、今にも戦争が始まるかのような報道。この緊迫した情勢のなかで、無事に帰ってこれるのかという不安だらけの訪朝でした。

しかし、訪朝団8名の顔合わせ壮行会で色々な話を聞き、「騒いでいるのは日本だけですよ」と聞いて少し気持ちが楽になり、よし自分の目で確かめようと思うようになりました。

厳しい税関のチェック
集合して直ぐに税関の人間が10人ほどロビーへやってきて、スーツケースやカバンの中身を調べられました。なぜ行くメンバーや時間を知っているのか嫌悪感をいだきましたが、離陸して3時間で北京空港へ。

 

出国時に官吏に囲まれる。
出国時に官吏に囲まれる。

 


空港に張り出された渡航自粛

渡航自粛
 自粛 ???
● 自粛  自分から進んで言動を取りやめること。

そして、朝鮮大使館に行きビザを発行してもらいホテルで一泊。2日目、いよいよ平壌へ移動しました。国交があればわざわざ中国に行かなくても直行で行けるのに近くて遠い国でした。


「空港が綺麗。人がいる。自動車走っている。バスが新しい。道が広くて綺麗。高い建物がたくさん建っている」と、今思えばこれが共和国に対する私の率直な感想でした。
金日成主席の生家やチュチェ思想塔、動物園、科学技術殿堂など色々観て回りました。インターネットなどで〝張りぼて〟などと言われていた高層マンションが立ち並ぶ黎明通りや地下鉄など、平壌の街並みはとても近代的で景観にもすばらしいものでした。

 

   平壌 美しく整備された町並み

板門店を訪れる

板門店
板門店。
そして、板門店は朝鮮半島の侵略を狙ったアメリカとの戦争停戦のの時に設定された軍事境界線のある地域。朝鮮民族が分断された悲しい歴史が今も続く場所に来て非常に感慨深く感じました。

 

刷り込みの怖さを実感

今回案内していただいた、朝鮮対外文化連絡協会の局長の孫さん、李さん、金さんにはとてもお世話になりました。私の知りたかった国民の衣・食・住のことやささいな疑問、つまらない疑問にも真剣に向き合って教えていただき、私のなかの謎の国「朝鮮」は、また訪れたい国になりました。
今の日本がアジアではなくアメリカに追随した政策を行い、マスメディアを使った嘘、情報操作によって敵国を作りだして国民の不安を煽っています。そして、人種差別・戦争法案・組織犯罪処罰法などを推進させる安倍政権を許してはなりません。
今回の訪朝で強く思ったのは、民衆レベルでは共通の音楽などで友好がはかれています。しかし、国と国となると友好ははかれていません。まず、自分の目で見て感じたこの貴重な経験をひとりでも多くの人に伝えなければならないと思いました。


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