
第88回中之島メーデー & 京都地域メーデー
労働者の力で共生社会を!
8時間労働求めて命をかけて闘った
1886年5月1日、長時間労働に苦しめられていたアメリカ・シカゴの労働者が「仕事に8時間、休息に8時間、自分がしたいことに8時間を!」とゼネストに立ち上がった。その2日後の5月3日、ピケ中の労働者が射殺された。
翌4日に、ヘイマーケット広場での抗議集会が呼びかけられた。しかしこの集会で爆破・発砲が起こり、組合のリーダーが犯人として、でっち上げられ処刑された。「ヘイマーケットの惨殺」と呼ばれる痛ましい弾圧が行われた。
しかし、弾圧があろうとも「8時間労働」を求める長時間労働に苦しめられた労働者の闘いは全世界に広がっていった。

ちなみに、日本での最初のメーデーも1886年だった。甲府の雨宮製糸工場の女性労働者たちが労働時間延長と日当の引き下げに反対して立ち上がった。このストライキが勝利で終結し、闘いは地域に波及した。
そして最初のメーデーから131年、私たちは全世界の労働者の闘いに連帯すべく88回目となるメーデーを5月1日中之島剣先公園で行った。平日にも関わらず800名以上の労働者が結集した。
連帯労組近畿地本垣沼委員長の主催挨拶に続き、中島労弁代表幹事の共謀罪反対アピール、木村豊中市議の「森友学園問題」追及、さらにしないさせない戦争協力関西ネット中北共同代表、政党関係・市民派自治体議員の挨拶と続く。
音楽ライブは、はるまきちまき。そして、最後に争議組合のアピールで締めくくられた。
争議組合が発言
「最後まで闘う」
連帯労組からはトラック支部の運輸分会が争議報告を行った。分会員全員が舞台に上がり分会長はじめ全員が150日を超えるストライキを継続し最後まで闘い抜く決意が表明された。
公正・平和な社会を求めて声上げよう
私たちが求めるのは公正・公平な社会であり、共に生きる平和な社会。私たちは労働組合員としてメーデーの原点を忘れないとの思いを胸にデモへと出発した。
デモ後は180名を越える交流会も大いに盛り上がり、団結を深めた。

京都地域メーデー
■ 京都地域から「安倍打倒」の声
5月1日、労組19団体230名が参加し、京都地域メーデーが開催されました。
各団体の挨拶では、沖縄基地問題・反原発・共謀罪廃案・東日本大震災復興支援の現状報告がありました。
安倍政権が米国追随の政策を進める一方で、東日本大震災復興支援では、被災者に対しての支援の減額や打ち切りを行っているとの発言があり、より一層安倍政権に対する怒りがわきました。
17春闘勝利を目指すとともに今後も「打倒安倍政権」を掲げて闘っていきたいと思います。

私たちは一緒に力強く

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