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連帯ユニオン

他人の痛みは我が痛みの精神で、労働運動に取り組んでいます。 働く人々の労働条件の向上を目指して、日々活動しています。

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三里塚全国総決起集会

NOVEMBER  10th, 2017

国家の暴力に立ち向かう

今回で52年目の三里塚闘争。10月8日、新たな発展を切り開く総決起集会が開催された。集会には、700名を超える参加者が集まり、職場や社会生活などあらゆる現場での闘いをつないで、安倍打倒へ共に闘うことを確認した。

三里塚全国総決起集会
会場すぐ近くを飛行機が離発着

集会会場となったのは、反対同盟の事務所でありそこには萩原富夫さんの畑がある。国家権力は対抗するために畑の真横に機動隊宿舎を5~6年前に突如として建設。集会の度に宿舎にもかかわらず屋上から集会を監視して圧力をかけ続けている。
51年間三里塚闘争を牽引してきた反対同盟の北原絋治事務局長が、今年の8月9日に95才で永眠されたのを受けて、集会冒頭に参加者全員が黙祷を行いご冥福を祈った。

 強制執行停止を勝ち取る 

三里塚の闘いは、この間、NAA(成田国際空港会社)が市東さんの農地取り上げを強制的に行うことに対し、最高裁で闘ってきたが不当な判決が下された。しかし、闘争団は不当判決が出ても強制執行をさせない行動を取り組んできた。さらに、強制執行阻止の陣形を拡大してNAAを追いつめているのが現状である。

しかし、気を緩めること無く現地闘争団では「市東さんの農地強制収用阻止決戦本部」を立ち上げた。「強制執行」に対し、身体を張っての闘いが、市東さんを先頭に連日続いている。
主催者を代表して市東孝雄さんは、「国策と闘ういろんな人たちと交流をはかり、学びながらこれからも進んでいきたい」と発言。また、「動労千葉を先頭とする労農連帯、市民運動、学生と共に団結し、大きな輪を作りながら、闘うことが私たち残されたものの責任だ」と力強い挨拶があった。
そして、地元でこの運動を支え続ける動労千葉から、「77年ジェツト燃料貨車輸送阻止闘争に立ったことを思い出し、動労千葉も全面的に闘い続ける」などの発言もあった。

全国集会には、多くの仲間が全国各地からの結集で700名を越える参加者で盛り上がった。同じ国策と闘う沖縄からの発言。そして福島からの訴えに続き、関生支部から、和歌山県警が行った家宅捜査の違法性と三里塚闘争完全勝利まで連帯することを報告した。

集会のサブスローガンは、「市東さんの農地を守ろう!第3滑走路粉砕!安倍政権打倒」だ。これは参加者一致のスローガンである。また、決意表明も採択された。

三里塚全国総決起集会の警備
何を警備しているのか意味不明

過剰なまでの警備体制!

「デモにこれほど多く必要なのか」と思わせる機動隊員が配置され、ヘリコプターから特殊機動隊の数。いつも通り監視する公安たち。
まさに、今の朝鮮民主主義人民共和国と同じように運動体に悪のレッテルを貼り、民衆の生活圏を強制的に奪い取ろうとする政策だ。それを正当化する資本権力構造を今ぶち破らなくてはならない。
しかし、労働者階級の底力を資本権力者たちは、分かっていない。労農連帯で三里塚闘争を完全勝利させよう!

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連帯ユニオンは、「他人の痛みは我が痛み」の精神で労働運動をしています

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